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カテゴリ:子育て
最近張り切って結構更新していましたが、やっぱり息切れ。写真など載せていると更新するのに結構時間がかかってしまうんですよね。張り切りすぎると家事育児に支障が出て来るのでほどほどにしておきます。細く長くを目標に。
忙しいクリスマス時期が過ぎ去ったかと思うと、次はまた色々あるのです。1月には息子と夫の誕生日。今年はそれに加えて甥っ子の結婚式。2月は節分にバレンタインデー。3月は桃の節句にお彼岸、4月はイースターに私の誕生日と、この辺まではイベントが多いので私の仕事もどっと増える気がします。まあ、仕事と言っても外に出て働いている訳ではないので文句は言えませんけどね。 書くのが遅くなってしまいましたが、1月17日で息子は7歳になりました。私が食べ過ぎたせいで(笑)4キロを越えて出てきた息子。日本で小雪が舞う寒い日でした。あんなにおデブちゃんだったのに、今ではすらりと細くなりました。現在の体型は以下のとおり(カッコ内は一年前と比べて)。 身長126.5センチ(5.5センチ増) 体重24.6キロ (2.6キロ増) 靴のサイズ20センチ (去年は忘れた) 去年までは身長が毎年7センチ伸びていたのに、伸びがちょっと少なくなったよう。まあ両親共背は高くないので、いつかほどほどのところで止まるのかも。靴のサイズが20センチになったのには驚きました。 この一年で出来るようになったことと言えば、、、色々あるのですが、 靴紐が結べるようになった。 自分で爪を切れるようになった。 朝ごはんを自分で用意して食べるようになった。 色々お手伝いが出来るようになった。 お風呂に一人で入れるようになった。 簡単な漢字が書けるようになった。 日本語の本を黙読出来るようになった。 簡単なコンピュータの操作が出来るようになった。 ピアノを両手で弾けるようになった。 チェスが出来るようになった。 テレビを自分でつけれるようになった。(笑、下に説明あり) などでしょうか。 靴紐は一年前の誕生日くらいからなんとなく結べるように。こちらの靴は子供のものでも靴紐が付いているものが日本より圧倒的に多いですものね。 朝ごはんは私がご飯におかず、という日本風のものを以前は作っていたのですが、どんどん減り続ける睡眠時間に歯止めをかけようとギブアップ。今ではトースト、ヨーグルト、牛乳などの飲み物、シリアルにバナナなどのフルーツ、とこんな感じで適当に自分で用意して食べるだけではなく、3歳の妹にも同じように用意してやり二人で勝手に食べています。 お手伝いは頼めば洗濯物を干したりたたんだり、料理の手伝いや皿洗い、お風呂掃除、掃除機かけ、などをしてくれるようになりました。まだまだ片づけが苦手なのが難点ですが。二人目が生まれてから私も忙しくなり、今までしてやっていたことが出来なくなった上に、こうして助けを求めてばかり。 今では妹をお風呂で洗ってくれたり、妹の爪を切ってくれたり、歯磨きの手伝いも。日焼け止めも自分と妹と、両方塗れるようになりました。まあ何でもまだまだ雑なので、私のフォローは必要。でもこうやってだんだん上手に出来るようになっていくのでしょうね。妹が大好きで本当によく世話をしてくれるので大助かりです。 読書に関しては、今までいつも私が読み聞かせていたのですが、自分で読むとなるとすらすら読めないしどうも面倒くさいようでした。ところが最近私が忙しくて読んでやれない時など、独りで本を広げて読んでいます。もちろん内容によってはまだ難しすぎて一人で読めないものもありますが、黙読出来るようになったとわかった時にはかなり感動しました。ここまでの道のりが長かったものなぁ。 息子の好きな本の内容は相変らず、お化け&妖怪、海賊、鬼などの怖いもの系です。以前から気になっていた日本の昔話が300話も集まった全集を思い切って購入し、今毎日読み聞かせています。昔話は怖い内容のものが多いので息子は本当に大興奮です。鬼が姫をさらっていく話、山で妖怪に食べられる話、など目を輝かせて聞いています(笑)。そして昔話の展開に慣れてきて、今では先がどうなるかすぐに予測して、それがかなり当たっているので面白いです。 私が購入したかったまんが日本昔話はDVD化されていなので、ネット上にある話を試しに息子に見せてみました。ところが意外にも映像で見る方がウケが悪かったのです。多分昔話に関しては私が読み聞かせるのを頭の中で色々想像しながら聞く方が楽しいのかもしれませんね。 コンピュータはこちらは小学校で毎週習うので簡単な操作は出来るようになりましたが、私的にはそんなの別にもっと大きくなってからでもいいのにと思ってしまいます。私は電磁波に弱く、長時間PCに向かっていると気分が悪くなるので、小学生のうちからそんなものにさらさなくても、どうせ大きくなったら必需品になるんだからそのときにってね。私は大学生の時にコンピュータの基本操作やタイプを学びましたが、あっという間に覚えられました。(みんなそうですよね)ITの仕事をしている夫は小学生からコンピュータを習うことに賛成ですが、私は手書きで上手に字や絵が書けるようになる方が大事だとつい思ってしまいます。 ただ、コンピューターのいいところと言えば、最近は育児に関する調べ物もYou Tubeなどで楽に出来るようになりましたよね。みかんの花やアルプス一万尺の手遊びもネットの映像を見て練習。息子と時間をつぶす時などに大活躍です。そしてもちろん夏休みのラジオ体操も。ところで日本の子供って今でも夏休みに毎朝ラジオ体操するんですかね?そして息子が年少さんのとき日本の保育園で踊っていたあんぱんまんたいそうは大人でも難しい!このサイトではアニメの後に実写版で練習出来ます。 ピアノは5ヶ月ほど前から習い始めたのですが、こちらの教え方が日本で昔私が習ったやり方と大きく違っていたのでびっくり。こちらは習い事は何でもひとまず楽しくやって自信を持たせる、スキルは後から付いてくるというスタンスなんですね。お陰で息子も今のところ楽しく練習し、最近両手で簡単な曲を弾けるようになり、和音や手を交差させて弾いたりも出来始めてびっくり。私がピアノが苦手だったので、息子はこのままずっと好きで続けてくれればなと思っています。まあ音符が読めるようになればそれでいいと思って始めたものなので、多くは望んでいないのですが。 一年前は日本のお友達の影響でオセロにはまりましたが、今年はチェス。チェスは学校でお友達がみんなやっているので自然に覚えてきましたが、いざやってみると私には難しくてルールさえなかなか覚えられません。なのに息子は先の先まで読んでいて、私は全然相手にもならないのです。なのでついつい夫に任せっきり。今まで息子に出来て私に出来ないというものはなかったのでちょっと悔しいですか、これからそういうことがどんどん増えていくのかしら。 あとテレビですが、うちのテレビは色々リモコンがあって複雑で私でさえテレビのつけ方を知りません。私はテレビが嫌いなのでたまに日本のDVDなどが見れればそれでいいのです。それに子供が何を見ているかも管理したいし、テレビ事態あまり見せたくないので今までつけ方を教えたこともなければ息子も聞いたこともありませんでした。 ところが最近テレビっ子のリチの入知恵で朝早く起きた息子が勝手にテレビをつけて見ているではありませんか!こうなるとテレビ見たさに睡眠時間を削ること間違いなしの息子。ということであっけなくテレビをロックされてしまいました。ちなみに息子のお気に入り番組は どらえもん ちびまる子ちゃん 名探偵コナン などです。日本で人気のピカチューは何故かあまり好きではない様子。 あと、気になるのは息子のアイデンティティ。自分は日本人だと思っているのかオージーだと思っているのか、果たしてそういう発想とは全く違う次元にいるのか。 一年ほど前までは学校でもどこでも”僕は日本から来た日本人”と言っていました。学校で自分の国の国旗を描けと指示されて日の丸の旗を沢山描いてきたのには正直驚きましたし。そして実は数ヶ月前、こんなことがありました。私が自分たちが住んでいる国や都市の名前を息子に聞いたところ、 ”日本。カイは日本に住んどるんじゃろ。”と。 こんなにも長くシドニーに住んでいるのに、たまに帰る日本が自分の故郷だと思っていたよう。さすがに私も呆れてしまいました。まあ長く帰っていたこともありますけどね。なのでいつも息子は、 ”いつ日本に帰るん?” という聞き方をします。”行く”ではなくて。 先日私がそばつゆを作っていたら鍋を覗き込むようにして、”あ~いいにおい!!”と言っていました。だしやお醤油などの香りが大好きなところはこれもまだ日本人かなと。 そしてつい最近日本のお友達から年賀状やクリスマスカードが届いた中に息子に対する質問が書いてありました。 ”オーストラリアにすんで、どんな気もちですか。” ”日本は好きですか。” その問いの答えに、親である私も驚きました。息子は、 ”オーストラリアも好きだけど、日本の方がもうちょっと好き。” と答えたのです。いつも帰国はまだかまだかと聞いてくる彼。オーストラリアにいた期間の方がずっと長いのに、未だに日本の方が好きなんですね。 まあ私の予想では、シドニーという都会で育つより、広島の実家で親切な人に囲まれてのんびり暮らす方が子供にとってはやっぱり楽しいんだろうな、と。国を問わず、私にとってはやっぱり田舎での子育ての方が自然だと感じます。なので今年こそは田舎に引越し計画立ててます(と言い続けて早数年)。シドニーには日本人が多いので、まるで日本に暮らしているように色んな日本のサービスが受けられる。私がシドニーに暮らしている理由は今のところそれだけです(変ですか?)。まあ夫がシドニー出身なのと、夫の仕事がシドニーという、本当にそれだけですかね。 そんな息子ではありますが、最近反対にあー、オージーだなぁと思える瞬間もかなり増えてきました。こちらで暮らしているのですから仕方がありませんが。特に気になるのが足癖の悪さ。こちらの人は足で人をまたいだり、何かを踏んだり(布団やクッションなど)するのが平気なのですが、私にはやっぱり耐えられないのでこればかりは口を酸っぱくして直しています。 今週末のサッカーアジア杯オージーVS日本戦、どちらを応援するのか聞くと、 ”うーん、難しいなぁ。どっちも。” だそうです。結構気を使うことがあるんですよね、こう見えてもうちの子。父親と母親両方の顔色を伺っていることもあります。私はハーフに生まれなかったので、二つ以上の文化をバックグラウンドに持つ人の気持ちは未知の世界。色々複雑なのかもしれませんね。 そんな息子の一番の弱み。それは母である私に英語で話しかけられること。私を相当怒らせると、最後の手段で私は夫には日本語で、息子には英語で話しかけます(笑)。夫はそうこたえませんが、息子にはこれが相当こたえるよう。大泣きして、 ”ママお願い!日本語で話してーーー!!” と嘆願します。こればかりは意味がわかるわからないの問題ではなく、やはりアイデンティティの問題なのでしょうね。例えば私が息子にI love you.と言われても全く嬉しくないけれどもママ大好きと言われるととても嬉しいように、息子にとって私は日本語でしかしゃべりかけない人、日本語で話して初めて言葉が感情を持ち、その人の心と直結するという感覚でしょうか。 まあ今が華で、数年後にはそんな息子も私に英語で話しかけてくる日がくるのでしょう。来年の誕生日までにまたどんな成長があるか楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
January 28, 2011 11:22:50 PM
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