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カテゴリ:お話し
明治の頃 船場の染料屋の次女として生まれた 祖母の母は御殿医の娘で、 徳島県から駕籠を連ねて大阪に嫁いだそうだ
『嬢(いと)はん、こいさん』と呼ばれ 祖母は良家の娘として、大切に育てられた・・・
この時代に女学校に通っていたことも 祖母の自慢のひとつであった このような話はよく聞かされた
それが・・・・ 染料屋が倒産し、戦争を向かえ 旦那さんは戦死し 4人の娘を女手ひとつで育てた 数々の苦労を乗り越えた
そして私の母が結婚し 私たちが生まれた・・・・ 女系家族で、私が始めての男の子だった
生まれたばかりの写真は 女の人に囲まれたハーレムだ・・・ そして、そこには みんなの笑顔が広がっている お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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