アルコールと睡眠夜,寝付けないときにアルコールを飲む方もいらっしゃるかと思います。入眠時には,確かに効果があります。 しかし,アルコールが身体の中で分解され, アセトアルデヒドという物質ができる段階で, アルコールは覚醒作用をもたらしてしまいます。 アルコールを飲んでから,およそ3時間くらいのときに, アセトアルデヒドができます。 人が眠りについて3~4時間の間は, 成長ホルモンがたくさん出ている時間です。 成長ホルモンは,細胞を修復したり,免疫力を高めたり, 究極の若返りホルモンなどとも言われています 成長ホルモンは,年齢とともに分泌が減ります。 なので,貴重な成長ホルモンの出る時間帯に, 覚醒作用で,眠りが浅くなるのは, 大変もったいない話になります。 成長ホルモンは,日中にも出てはいますが,かなり微量です。 主に寝ている間に出ていると言われていますが, 寝ている間でも, 眠りが深くなったときにしかでていません。 明け方になり,眠りが浅くなってくると,出なくなります。 成長ホルモンの恩恵を十分もらいたい方は, お酒を飲むならば, 寝る3時間以上前にしておいたほうがいいと思います。 寝る前にお酒を飲む習慣をつけると, だんだん耐性ができてしまい, 量を増やさないと眠れなくなり, アルコール依存症になる危険性もあります。 睡眠を深くし,疲労を回復させるだけでなく, 細胞を活き活きと保つためにも, ぜひアルコールの飲み方, 飲む時間などを気をつけてみてくださいね。 お酒の好きな方には難易度が高いかな? |