それでもまだ鍛えるか?
1年ぶりで御来院の高2のM君。サッカー部員。「お久しぶり。きょうはどこか痛めたの?」と聞くと腰が激痛とのこと。2回目来院時、「どんな感じ」と聞くとほとんど痛みは変わらないという。お母さんが前にヘルニアの手術をしたということなので本人もそのことを心配しているらしいらしい。僕としては、ヘルニアでの痛みに対しては否定的なので(2~3割はあるかな)「まあそれもあるかもしれないけどMPSの可能性の方が多いよ」と説明。話のなかでM君「もっと腹筋、背筋を鍛えた方がいいですか?」と質問。「いまのM君の強靭な腹、背筋をそれ以上鍛えてどうすんの?プロでも腰が痛くて試合に出れない時があるでしょう」と僕。3回目施術で来院時、「今までの痛みが嘘のように消えた」とM君。このM君、ウエイトトレーニングに力を入れ始めてからだんだん腰が痛くなったといいます。あまり重い負荷でやっても動けない体になってしまうことも伝えましたが、監督の指導なのでどうしたものか?(相撲の栃東がウエイトをやりすぎて調子を崩したのも記憶に新しい所)結局、ヘルニアという言葉の呪縛もM君の腰の激痛の原因?そのM君この業界に興味を持ったらしく、いろいろと聞いてくる「どういう学校にいったらいいんですか?」「何年勉強するんですか?」「どこに学校があるんですか?」まあ、迷わず僕がでた学校を推薦しましたが。M君お大事に。