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2020年06月05日
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日本神話の神々 速須佐之男(すさのうの)(みこと) 

 

そこで御三方はそれぞれ命ぜられた場所をお治めになったが、その中で速佐之男命だけは命ぜられた所すなわち海原をお治めにならないで、泣いてばかりいたので、父神はそのわけを聞くと、答えて言うには「わたしは亡き母の国すなわち黄泉国に赴こうと存じ、こうして泣いているのです」

ということだった。それには父神は大いに怒って

「そういう事なら、お前はこの海原を治めなくてもよいのは勿論のこと、この国に住んでいてはいけない」 

と仰せられ放逐してしまった。

こうしてから伊邪那岐命はご安心なされて、日の若宮(滋賀県犬上郡多賀村多賀神社の所在地)にお還りになり、また淡海(淡路)の多賀(兵庫県津名郡多賀村伊弉冉諾神社の所在地)などにお住みになったということです。

 

昭和の今日、好景気のことをイザナギ景気といっているか、これはこの神さまの出現(何千年前かわかりません)以来という、もうこれ以上ないという意味に使ったもので、昭和三十年後半から三十一年にかけての神武景気(神式天皇以来、それを上回ったのが三十四年の好況で、天の岩戸神話(天照大御神)にちなんで岩戸景気、そして四十三年はもっとさかのぼって「古事記」の巻頭を飾る伊邪那岐・伊邪那美の両神の登場とはなるわけで、この二神は今日もなお、われわれの面前に生きておられるのです。






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最終更新日  2020年06月05日 17時07分05秒
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