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テーマ:愛犬のいる生活(76914)
カテゴリ:健康&しつけ・勉強中系
犬にキャベツ。
手作り食、私も極たまにですがゆんたにあげています。 食物繊維を与えたい時にキャベツを混ぜてあげる事があるのですが 「犬にキャベツは与えてはいけない」というのを聞いた事があるでしょうか? キャベツはごく一般的な慣れ親しんだ野菜なのにどうしてでしょう? ~犬にキャベツを与えてはいけないと言われるわけ~ 簡単に言うと、「甲状腺の腫れを引き起こすため」 ゴイトロゲンについて。 ゴイトロゲンは甲状腺腫を誘発する物質です。 キャベツその他、アブラナ科の植物にはこのゴイトロゲンが グルコシノレートという形で存在しています。 グルコシノレートは分解によりイソチオシアネートという物質になるのですが これがヨウ素の吸収を阻害する物質であるために甲状腺種が引き起こされます。 ※甲状腺腫=文字通り甲状腺の腫れ (甲状腺腫の原因は様々) ヨウ素の吸収が阻害されたらどうして甲状腺が腫れるの? という疑問があるかと思いますが これも簡単に言うと、甲状腺は食べ物からヨウ素を摂取して働く内分泌臓器であるため 「足らない」となった時、正常値まで取り込もうとして 甲状腺が刺激を受け(甲状腺刺激ホルモンが甲状腺を刺激)腫れるのだそうです。 「犬にキャベツは与えてはいけない」と言われるのは キャベツに含まれる成分によってヨウ素不足になり それを補おうとして甲状腺が頑張った結果、甲状腺腫になるから、なのですね。 この過程は人間の場合も同じです。 食品について調べていると思わぬものが「良くない」と言われていて驚くことがあります。 キャベツがいけないなんて何だか意外ですよね。 けれど、私個人は与え過ぎなければ大丈夫だと思っています。 草食動物を人工飼育下で育てる時など ゴイトロゲンが甲状腺腫を引き起こし問題になる事があるそうですが 雑食寄りの肉食のゆんたに「主食」で与えているわけではないですし 人間よりは弱いけれどヨウ素不足に対する耐性も持っています。 もしゆんたがアブラナ科の野菜が大好きな犬だったら 私だったらヨウ素の多い食品と一緒に与えるかもしれません。 (芽キャベツは例外。ゴイトロゲンが特に多いとの事) キャベツに限らず、何でも一つの食品に偏ってはいけないのは同じです。 過剰摂取が思わぬ問題となる食品はまだまだあるでしょう。 飼い主は「クッキーを一枚だけ」のつもりでも 小型犬にとっては人間でいう10枚分くらいに相当したりとか。 気を付けたいものですね。 おしまい♪ トップページへ戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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