★合宿研鑚会2
参宮橋を下車してキョロキョロしていると、私と同じように左右を見回しているご婦人にお会いした。声をかけると、やはり同じ場所へ行くようで、それではご一緒しましょうと、案内版を確認しながら歩いていく。聞けばYWCAの関係で仙台から来られたようで、ここが終われば大阪のほうに行くというから、感心してしまった。幾つになっても、全国を周って活動されているところに、尊敬の気持ちで一杯になる。スポーツ棟で待っていると、知っている顔が階段を降りてくる。場所が間違っていないようで、取り合えず安堵する。会場は小さな場所だった。どうやら参加者はそんなに多くないようである。二泊三日を通じて思ったのだが、こんなに素晴らしい研鑚の場があるのに、何故参加しないのだろうか?半日だけでも参加する人は参加しているが、全く参加しないマスターも、かなり多く存在する。現代レイキは他のレイキと違って研鑚できる場所がある。これがどれほど貴重なことかを、分かっていないマスターが多い。少なくとも、生徒さんを持っているマスターは、1年の内のどこかで、少しでも研鑚を積むべきだと思う。きちんとした責任を持って、生徒さんに伝えていかなければならない。それがマスターとしての責任だと思う。間違っても、レイキ難民を作るべきではない。色々なマスターから生の声が聞けるのだから、どんなに勉強になることか‥、そのプラスアルファーは計り知れない。私たちは現代レイキを、正しく後世に伝えていく義務がある。それを忘れないマスターであってほしいと思う。