★何処に問題が?
やっぱりスゴイわ~、「ゲンキの時間」で扱う病気って‥。今回はMCのこの言葉で始まった。「原因の分からない痛みで悩んでいる方、いませんか?」MCはペナルティのヒデで、時々彼が登場する。ヒデは長年「首痛、腰痛」が悩みの種だったと言う。腰痛歴は30年、首痛歴は7年だというから深刻だ。腰痛、頭痛、ひざ痛等、身体に痛みがある人は、現在推定約2千万人にもおよぶという。しかもその多くは、原因不明である。その謎の原因を付き止め、痛みを改善してくれるのが、横浜市立大学付属市民総合医療センター麻酔科、ペインクリニックの、医学博士である北原先生である。先生曰く、患者は色々な証拠を残している‥、その証拠をつなげた先に出てくるのが真犯人だと言うのである。まず最初に先生から問診票を書くよう言われたのがだ、この問診票が滅茶苦茶分厚い‥23ページに及び200以上の質問。ヒデはこれを書き終わるのに、30分以上かかっている。その問診票を元に、先生がヒアリングを行なっていく。先生はその中で、大学時代にやっていたスポーツについて質問する。ヒデはサッカーと答える。でも今は運動をしていない。そして体重は15キロ増えたと答える。聞き取りは仕事の内容、家族関係、食生活等、多岐にわたる。色々聞き取っていくと、先生が半笑いに‥何かを掴み取ったのか?その後ヒデを仰向けに寝かせると、腰に手を入れる。寝ている状態で腰は浮いてしまっていたので、手が楽に入ってしまう。ヒデは恐る恐る「普通は腰が浮いてないのですか?」と質問。どうやら腰が浮かないのが良い状態みたいだ。先生が太ももを揉むと、ヒデが悶絶する。どうやら原因は、太ももの筋肉が硬くなっていることのようである。太ももの筋肉が硬くなると、骨盤を引っ張ってしまうわけで、引っ張られた骨盤が、腰を浮かせてしまうようだ。私も慌てて仰向けになって腰に手を入れる。手が入らないので、ホッとひと安心。考えてみれば腰痛がないのだから、腰が浮くはずがない‥ということになるのだが。これは若い時にスポーツをやっていた人が、スポーツをやめると、筋肉が収縮して硬くなるからだと言う。先生が言うには、普通の整形外科とか医者に行って、原因は何もないと言われたら、まずは筋肉に問題があると考えるべき。なので筋肉の柔軟性を高めることが重要になる。筋肉をほぐすにはストレッチが効果的で、毎日行うことが大事。そしてもう一つ‥それは‥。 続く☆