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2005年01月22日
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カテゴリ:内緒の話
そろそろですね。
アンタルヤでのそれぞれの目的を持った長期滞在。楽しみにされていることと思います。

みなさん、これまでもトルコ、アンタルヤに旅行、または1か月~3か月間の滞在を経験されていますので、こちらの様子はお分かりかと思います。

今回、(村ではなく一般家庭への)ホームステイ、アパート住まいなどで、前回とまた少し様子が変わることになりますが、それらも全て体験し、いいも悪いも見てきたミフリ社長が長期滞在の準備へのヒント、を書いてみたいと思います。

あくまで個人差がありますので、参考程度にどうぞ・・・。

旅行だと楽しい人間関係も、滞在となり、定期的に顔を合わせるようになると、事情が少しずつ変わります。
トルコ人の温かさを感じ楽しい時期、日本人の感覚と違うトルコ人のジョークに頭が混乱する日々、そこから来る人間不信の時期などなど。
精神的には多少のことは気にしない、強さや図太さを持つことも必要になります。

トルコタイム、トルコセンスとのズレも気にしないこと。
思い通りにいかないことの方が多い、この国です。

その土地の習慣を受け入れてしまうことが、一番ラクな方法です。

でも、私が言いたいのはトルコ人化しろ、ってことではないのです。
(トルコ人化しているミフリ社長に言われたくないいって!?)

周囲のことには寛容に(これは自分を追い込まないため)。
多少のことには流動的に対応する(これも自分のため)。

そのうえで、これだけは守る、という座右の銘を持つこと。
座右の銘ってモットーってことですかね。
なんでもいいのです。難しいことじゃなくて、簡単なことでいいと思うのです。
例えば・・・って、それは自分自身のことですので、私は書きません。

それから長期滞在で一番心配なのが、健康のこと。
アンタルヤにもちゃんとした病院がありますので、心配はありませんが、保険をかけていないと、プライベート病院では1回の診療代が4、5000円になりますし、薬代もバカになりません。入院した日には1晩2、3万円請求されます。
できれば保険をかけてきたらよいでしょう。
あとは常備薬。病院に行くほどではない場合のために、使い慣れた風邪薬、頭痛薬、胃腸薬など持ってきた方がいいかもしれません。

それから女性の場合、気をつけることなのですが、とにかく誘惑の多い国です。年齢とか、容姿とかは無関係にもてます。60歳であろうと、夫がいようと、口説いてくれます。
東洋人の恋人を持つことが自慢になったり、日本人=金持ちの図式はまだ残っていますので、金銭が目当てだったり。日本へ行って働きたいとか・・。

だからまともなトルコ人は、日本人だからという理由だけでは相手にしないですよ。

自分に気があるな、と男が感じたら(って思い込みが多いのですけど)、断っても断っても口説きにかかります。
日本の男性がなかなかしないことをやったり、言ったりするので、その気がなくても誤解してしまいそうです。

恋愛は個人の自由ですから、私はとめませんが、相手をよく見極めてから決心してください。
それが原因で、長期滞在の本来の目的を見失うことになったり、不快な思いをしなくてはならないことは私たちの望むことではないのですから。

ここでは私たちは「外国人」という、ある意味で保護されない不利な立場にいます。
極端な話をすると、部屋に呼ばれて乱暴されても、どうせ外国人女の方が誘ったんだろう、という見方をされることもあります。トルコ人女性が守られるのと全く反対の立場です。
誰に対しても油断をしないことです。

とある東部の村での話しをします。
外国人が一度も入ったことのない村へ行きました。
村人がやってきて、アイラン飲め、チャイ飲め、飯を食え、と歓迎されました。
そこの村長が私たちと記念写真を撮りたいというので、同行していた日本人女性と一緒に撮りました。
それを見て、同行の日本人男性たちも、村の女性たちと記念に写真を撮りたいと言います。当然ですね。
そのとき村長は何て言ったと思いますか?
「娘たちとは撮ることは許可できない。うちの村の娘たちは見知らぬ男と写真を撮るような売女ではない!」

・・・言葉に詰まりました。
つまり外国人女はいいわけです。でもトルコ人女性は守る。
村での話しですけどね。

こんなことを書いていると、人付き合いができなくなりそうですが、声をかけてくるのはお兄ちゃんたちだけではないですよ。いい家族、学生さん、つきあう機会を逃さないために、お出かけ用の服を1着持つことをおすすめします。

特にいい服というのではなく、ちょっとしたお出かけに着ていけるようなもの。語学学校のお友達とのお出かけ、大学の先生のお呼ばれに、テレビ出演の際に・・・。それから友人、知人の結婚式、婚約式、割礼式などのパーティーに出席する機会も増えると思います。

お金のこと。
国際キャッシュカードが便利だと思います。
アンタルヤだとドゥシュ銀行で、1回に2000ドルまでドル、ユーロ、トルコリラ現金で引き出しができます。引き出し手数料は1回210円です。
スーパーでのお買いものなどはクレジットカードが使えます。

いろいろ書きましたが、トルコ人は一度身内的存在になると、徹底的に助けてくれようとします。
気をつけなければならない相手もいますが、一般的には温かい心の持ち主です。
ただ都会の生活は、日本と変わりなく、経済的にも苦しく女性たちも外に仕事へ出るようになりました。
自分でできることは自分で、そしてできないことは相談する。また自分は自分の目的のために来ているのです。生活と離れた「遊学」ですから、ここで生活する人たちに経済的負担をかけないこと・・・。

でも何でも自分でやろうと、無理をして、自分を追い詰めないこと。
ときには相手が承諾してくれるのなら、甘えることも・・必要かな。

そんなことはわかってる、と怒られそうですが、以上、ミフリ社長からでした。

追記:長期滞在で100%恋しくなるのが、日本語で書いてある本。でも愛読書以外は持ってこなくて大丈夫ですよ。ミフリ文庫にたくさんありますので、いくらでもお持ちください。

また日本から後に小包などを送ってもらう場合ですが、船便だと2~4か月間本当にかかります。また郵便局の税関で全検査があります。1つ許可されないものが入っていると、全部送り返されますので、できればEMS(エクスプレス・メール・サービス)で送ってもらってください。
EMSなら基本的に検査なし、無税、住所まで配達です。
EMS以外の船便、飛行機便は検査あり、関税、保管料、最寄の出張税関のある郵便局まで引き取りに行きます。





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Last updated  2005年01月23日 11時29分34秒
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