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カテゴリ:意味なしバカ話
長年隠し続けていたのだけど・・・・(そんな大げさな話か!?)。
実は我が家にはチャイダンルックなるものがなかった。 チャイダンルックとは何ものかというと、トルコのチャイ(お茶)を入れる2段式のやかんのことで、トルコでこれがないと生きていけないというぐらい常識的にどこの家庭にも存在するものだと・・・・思う。 じゃあ、チャイダンルックを買ったことがないのかというと、そうではない。店に台所があったころは、毎日のようにチャイを5回も6回も・・・ときには10回でもわかしていた。自分たちでも飲むし、お客さんが来ても飲むし・・・日本人ながら色といい、味といいチャイのいれかたにはちょっと自信がある。 絨毯屋といえば、どういうわけか保守的な地域の古いタイプの人間が多いので、1日何杯ものチャイは必需品。しかも美味い不味い温い、色が悪いと口うるさいので、かなり気を遣った。おかげで鍛えられたわけだけど・・・。 今の店に越して、台所がなくなった。 チャイダンルックでチャイを沸かすことはなくなったが、人の家にいけばチャイをいれることもあるし、チャイの味にも一応うるさい。 ところが外ではいれるし、飲むくせに、どういうわけか家庭内ではチャイを飲まない。 私はインスタントコーヒー派、夫はイギリス式紅茶派、息子は牛乳とオレンジジュース派。お湯を沸かすのは1段式の普通のやかん。 トルコ人のいる家庭じゃないから、チャイをいれろ、という人も誰もいないし、トルコ人のお客さんだってたまにしかこない。来てもチャイよりコーラが好きなトルコ人だったりするし・・・・。 たまのお客さんがあったときも、「チャイダンルックがないから、フィルターコーヒーか、ポシェットチャイ(ティーバッグ)か」ってやり過ごしてきた。 ・・・・チャイダンルックのない家庭・・・・これを見るに見かねてか、アドナンのお母さんが週末に我が家に遊びにきたときに、チャイダンルックをプレゼントしてくれた。 「遅ればせながら新居へのプレゼントよ」と。 これでチャイがいれられる・・・って思うでしょ? 私も一瞬、チャイダンルックが来たことだし、チャイでもいれようかと思って気がついた・・・・我が家にはチャイの葉も砂糖もない・・・・!? (それぐらい買ってこい! って) こうして、チャイをいれるために我が家へやってきたはずのチャイダンルック。しかし上も下もやがてお湯沸かしの普通のポットになる運命・・・。 ・・・・今日はネタなし。暇だったってこと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年09月12日 13時44分12秒
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