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続・絨毯屋へようこそ トルコの絨緞屋のお仕事記

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2011年10月03日
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カテゴリ:出張裏話表話
イズミール方面に急ぎの仕事があり、朝5時起きで弊社スタッフのジヤとジェンギズを家から拾ってクルマを飛ばした。
今回の出張のキーワードは「スーツと水着」である。

アンタルヤからデニズリへの山間ルートは工事がほぼ終了して、さらに快適で短縮された道路になっていた。
以前のようにクネクネの細い道で苦労することも全くなく、見える景色もかなり変わり、とても同じルートとは思えないほどである。
その代わり、おなじみのアンタルヤ高原の遊牧民のテントやヤギの群れとは離れてしまったけど、時は金なり、急ぎの用事の移動では本当に助かる。


CIMG7505 [640x480].JPG

時間の余裕があるから、途中のガソリンスタンドでおやつを食べる暇もある。




さて、用事が終わって、戻る途中、そう言えばオヤパザール(オヤ市)の日である、と思いだして、寄り道をした。
行くたびに古いシルクのイーネオヤがないのが目について、ここのオヤパザールとは遠ざかっていたが、始めからないものだと思って行けば、それなりに楽しいところである。



CIMG7549 [640x480].JPG


とりあえずイーネオヤに囲まれて記念撮影。頭にイーネオヤの髪飾りもついている。
それにしても何もない、欲しいものが何もないというのは寂しい限りである。

でもせっかく来たのでイーネオヤをやっていたお年寄りに、昔の糸の話とか、染色の話とか、疑問に思っていたことを取材する。
素材の有無がそれぞれの土地のイーネオヤ文化に影響を与えたのは確かである。



ここで知り合いにあったので、以前から話題に上っていた名物料理をごちそうしてもらった。
「カトゥメル」っていうものだけど、アンタルヤから来たジヤたちの頭に浮かぶのは「ぐるぐる巻きのデニッシュみたいなパンの間に甘かったり、甘くないゴマペーストが入っているもの」。

ご飯も食べてないのに甘いパンは食えないよ~とブツブツ。

でもこの土地の「カトゥメル」は、アンタルヤの「セルプメボレイ」のように生地を作り、それをバルケシール名物「チーボレイ」のように油で揚げるというもの。
そして最後に、すりおろしたチーズを山のようにかけて出来上がり。
皮が薄いので、思ったよりはくどくない。でもいっぱい残してしまった。
特徴と言えば具の基本が玉子だということ。それにダブル玉子、ひき肉、チーズ、ソーセージ、サラミなどをお好みで加えることができる。


DSC_0056 [640x480].JPG



夕方近くになって、ついでにナーリン職人と、フェルト職人のところも寄ろうと思ったけど、移動がまだ長いから、ダイレクトにカラハユットに向かうことにした。


カラハユットはイズミールからの帰りに、アンタルヤまで帰るのが面倒なときに、温泉ホテルに泊まっていくところである。
もっとわかりやすくいえば石灰棚のある「パムッカレ」の隣で、トルコ人の老人たちが集まる温泉保養の安いペンションがある地区と、ツアー客が宿泊する星付きホテルがあるところである。
温泉に入れるのがいいのであるが、どんな高級ホテルでも食事がまずく、サービスが悪いのが難点である。

今回は定宿ではなく、二度目の某ホテルのスゥートを2部屋取って泊まった。
ジヤとジェンギズ、男同士でダブルベットだけど、兄弟だから気にしないんだって。


食事は形だけオープンビュッフェだけど、ホテルの規模と宿泊数を考えると、実にお粗末で食べるものがない。観光牧場やミニシティーの朝食ブッフェよりかなり落ちる。
ツアー客が多いからこうなっちゃうのかなあ・・・と思った。
驚いたのはミニ冷蔵庫の中の缶コーラが9TLもすること。
空港価格6TLを抜いて、イスタンブルのトプカプ宮殿のカフェテリアと並んでトルコでもトップに立てる価格である。(缶コーラはマーケットで高くて1.5TLで)
これに比べたらアンタルヤ・クンド村のリゾートホテルがどんなに安くてサービスがよいことか・・・。
クンド村のホテルの食事に文句は言っちゃいけない。


画像を見れば、どこのホテルか一目瞭然・・・・・なので画像を載せないことにした。

ツアー客がほとんどなので、彼らが出発した後、誰もいない屋外温泉で疲れを癒すミフリ社長。
ジェンギズと息子も温泉で大はしゃぎ。
ジヤは部屋から出ずにテレビでアニメを見ていたらしい。


温泉で疲れを落としてきたつもりだったけど、前日から短期間に大移動をしたので、アンタルヤに戻ったら、動けないほど疲れていた。



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最終更新日  2011年10月04日 19時31分55秒
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