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カテゴリ:読書
読書量が減ったわたし。 でも、やはり、この先生の著書は 面白いので、 一気に2冊、読みました。 大沢在昌先生の作品は大好きで、 以前、サイン会に行ってサインを頂き、 ファンレターを手渡したこともあります 標的走路・レスリーへの伝言 魔女の盟約 どちらが好き?と聞かれれば、 『標的走路・レスリーへの伝言』 と、答えます♪ というのも、 大好きな一匹狼、 佐久間公(さくまこう)シリーズ だからです。 彼の仕事は人の捜索。 単なる家出人捜索ではないところが面白いです。 ご興味のある方は、是非お読みください。 彼はシリーズの中で、何度も死に掛けていますが、 ぎりぎりのところで、命拾いしたり、 大怪我しても、生き返ったり・・・ 今回も、読者を飽きさせない、 素晴らしい、構成と文章でした。 佐久間公は素敵な男性です もう一冊 魔女の盟約 は、以前書かれた、 魔女の笑窪 の続編でした。 釜山、ソウル、上海、東京 今回、 この4つの都市を舞台にしていました。 わたしの大好きな韓国が舞台になっていましたので いつもより、注意深く読みました ソウルの描写はほとんどありませんでしたが、 江南を舞台にしていました。 どの辺かしら? 想像するだけで楽しかったです。 全体的には、 面白い作品でした。 主人公は『魔女』と呼ばれるにふさわしい女性。 格好良かったのですが・・・ でも、少し残念な箇所がありました。 わたしは、ちょこっとだけ、韓国語をかじっています。 まだまだ、初心者ですが、 韓国をを知らない人よりは、わかることもあります。 実は、韓国が舞台になっていることもあり、 本文中、韓国語が、ほんの少し出てきます。 たとえば、物事をちょっとだけ知っている人が、 知ったかぶりをすることが多いと思うのですが、 実はわたしもその一人かもしれません・・・ ハードボイルド小説だけあって (女性が主人公でもそういうのかは疑問ですが・・・) 韓国人が銃を撃つ場面が2度ありました。 その時に、辞めろ!という意味でこう叫ぶ描写がありました。 ハジマセヨ! しかし・・・ この「~セヨ」というのは 「~ください」という丁寧な命令形だと、 文法の本に書いてあります。 この状況は 「~しないでください」 ではなく 「~するな!」 というのがふさわしい場面だと思います。 ですので、 ハジマ! としたほうが相応しかったと思います。 もしくは 「撃つな!」 という意味で ソジマ! としても良かったと思います。 韓国語に詳しい方々、 もし間違っていれば、そうっとメールにてご指摘くださいね。 そうっと治したいと思います・・・ ただ、読者のすべてが韓国語をわかるわけではありませんので、 ハジマセヨ! という、聞こえのいい韓国語をあえて使ったのかもしれません。 でも、わたしとしては、 いい作品であっただけに、 少し残念に思えました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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