|
カテゴリ:うつの苦悩
今日も性に合わない弁護士を続けております。
今日は,集団認知行動療法に参加してきました。 基本的に毎週通っているのですけれども。 今日は,「給料もらって休んでいるんだから,あんまり外に出歩いたりするのは問題だ」と上司に言われて鬱を悪化させた方のサイコドラマでした。 まず,この上司の発言そのものは客観的に非常に不合理です。 これは,根性論に似た悪しき説教です。 家にいれば鬱が治るわけではありません。 給料もらっているから休むときも給料分気合いを入れろと謂うことでしょうか。 給料もらっているんだから,勤務時間中は仕事に専念しているのと同じような意味で,家に居ろということでしょうか。 鬱の治療のための休みとは,給料をもらって専念するものなのでしょうか。 それなら,給料はいらない,仕事を辞めたい,という気持ちになります。 そのようなことを謂われたら仕事を辞める人も多いかも知れません。 なぜなら,鬱の人間は人間を辞めることすら敷居が低くなっているからです。 すでに仕事関係で,鬱の人間が,そんな説教されれば,さらに鬱が悪化することでしょう。 上司は深い考えもなく,何となく説教をしたのかも知れません。 しかし,その罪は深い。 愚かなのです。 上司のことをさして謂っているのではありません。 これは一般論です。 人間は,愚かしい。 人間は,知らずに,過ちを犯している。 過ちを犯していることすらわからない。 なんて愚かしいのでしょう。 ああ,莫迦なのです。 こんなことをかいている私は莫迦です だから,鬱なのです。 愚かなのです。 バカオロカです。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.15 22:57:20
コメント(0) | コメントを書く |