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カテゴリ:海外生活
2008年も終わってしまうし、せっかくなので最後まで書いてみようかなってかんじです。
前回の話はここ。 あれからずいぶんたちますが、私的にはもうすっかり復活しました。 問題のAちゃんとはたまに目があってびっくりするくらいで、なんとか普通な感じです。 でも、あの事件のすぐ後くらいは結構神経質になりました。 もう一人のメキシコの子は、実験の小さいチューブを37度のお湯の中で反応させてたんですが、いつの間にかAちゃんに外に出したままにされちゃったようなんです。 ランチの主催者も前にけんかしたときは、電気泳動の電源を実験途中なのに勝手に切られたらしいんです。 うひょ~ 怒って無視するのは勝手ですが、実験に手を出すのはゆるせません。 いろいろ共同で使う場所があって、わたしも何ヶ月もかけてやってる実験の大事な細胞とかをおいたりしてるんです。だれでも触れられるそれらに何かされたらどうしようという不安がありました。 さすがに実験を邪魔されたら笑ってすますわけにはいかないです。 なので、しばらくはぴりぴりしてました。 そんなAちゃんが、前にもう一人のわたしの友達のことを急に怒りだしたとき(友達は理由が分からないらしいのですが)、友達はボスからなぜか呼び出されたらしいんです。 どうも、Aちゃんはその人のことを差別者だとボスに言ったらしいんです。(Aちゃんはおそらくアフリカンアメリカンです。友達はアメリカ人だけど、全くの白人ではないと思います) さらに、週末には夫婦そろって白人至上主義(?)の集会に行ってるとも言ったんです。 それでボスはびっくりして友達を呼んで事情を聞きたかったみたいです。 でも、友達が集会に行ってるなんてあり得ないと思うんですよね。だいたい彼女の旦那さんはインド人だし・・・。 なんでそんな話を作ったのかなぞですが、ここアメリカでは“差別”となるとかなりな大事になるんですよね。 Aちゃんが何を感じたか分からないですが、わたしには友達は差別者には見えないんですよ。Aちゃんは本当に差別されたと思っているのか、はらいせでそういうことを言ったのかは分からないのですが、どっちにしても近寄らないにこしたことはないなと思いました。 ほんとにいい子だと思ってたので残念です。 さらにAちゃんは、大学院生だしやってることも幼いので、二十代初めとか中頃かなと思ってたんです。まだ人生経験が少ないから、自分が一番じゃないと気が済まないって性格なんだろうなと思ってたんですよね。 それが、わたしより年上だということも判明しました・・・。 年齢って関係ないみたいですね。 プライドが高すぎるって大変だなと思いました。 とりあえず今のところは、二人っきりで培養室にいるときに、わたしのすぐ横にあるバイオハザードのゴミ箱めがけて、ものすごい上の方からゴミ(バイオハザード)をなげつけてくるのがやだなと思うことくらいでしょうか・・・。 危険なウイルスが入ってるので、とびちったりするだろうし結構いやなんですけどね。 それも来年になったら終わればいいなと思ってますが、次もされたらやめるように言おうと思ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月31日 11時21分46秒
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