先日の構造見学会で

５０組という今時びっくりな来場組数を達成し

本人がいちばんびっくりしたという

みの百年の家プロジェクト／長尾建築さんの現場を訪問



百年仕様が、

基本に忠実しすぎなくらいキチンとされています

基本をやらないうちにアレンジして

取り返しのつかない失敗をする人もいますが

長尾さんは、さすがマジメな性格！

そこまでやったら儲からないよ～

なんてとこまで夢に出てくるそうな


地元の工務店さんのほとんどは、利益が少ないという問題を抱えています

会社経営には、未来に投資する費用が絶対必要で

自分の手間賃だけで計算していると内部留保できないので

環境が変化し次第に手詰まりになった時に、

新しいことにチャレンジする資金がありません

求める効果による手順を照査しなおし、無駄を省くことと

価値ある家を建てることで事上練磨です



もう十分性能は確保できてますので

あとは余分な部分の手間を減らして、どう性能をあげていくかという

費用対効果で考えましょう



これら百年の家が、家だけ残っても意味がありません

建てた工務店さんが

利益を残し、会社を永続することで

地域のユーザーが安心して百年以上住めるのです




建築が美しいのは、２次元→３次元→４次元と

頭の中でイメージしたものを

図面に落とし、それを具現化して時間にさらす作業です


図面にしたときのわかりにくさは、

うまく建てたときの感動のためにある

さらに最初にイメージした通りに機能していることを実感した時の自信

財産は機能していなかった時の経験



機能を組み込んだ形状は無駄が無い


さて、来週は第４回DELITEマスターセミナーです

熊谷にエネルギーを収斂しましょう