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2010.09.11
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テーマ:百年の家(302)
カテゴリ:カテゴリ未分類


おはようございます

昨日は、おうみ百年の家project

スタッフセミナーと断熱気密技術研修を挟んだので、
3ヶ月ぶりの定例でした

おうみの特徴は、
支部の滋賀原木さんとメンバーの仲がよいこと

この関係性が、
僕が百年の家projectを始めたきっかけであり、
目指しているもの


たとえば、
大きなビルダーさんは
自分で海外から資材を調達したり、
情報を自社で集めたりすることができる

会社が小さく少人数の方がと
作っている家は同じだとしても、
一人あたりの手間は増えるので、
物理的にマーケティングなどに費やす時間などは減る

この点を補完する責任を持っているのが、地域の流通である

市場では会社の規模が大きい小さい関係なく、
ニーズによって取捨選別される競争だ

その市場で地域工務店が
大企業に圧倒的な不利を強いられたら
主たる販売先が弱体化することであるので、

日本が少子高齢化であることよりも
大きな影響が身近な市場に起きることになる

このように地域流通は、
その成り立ちとして自分の商材を売ることよりも
自分の顧客が繁栄することが必要な要素となり
お互いが信用補完しあい協力しあう関係ができるか否かに
大きな意味がある

しかし、
元々が材木を売る・買うの関係であるので、
買う方は他所から安く買える可能性を探るし
売る方は、少しでも高く売りたいと思っているだから
実際にこの関係を乗り越えないと未来がない

工務店が流通をひとつに決めたら
その流通の仕事は、工務店が仕事を受注することになる

頼りになる流通と頼りになる工務店
お互いが信頼するバッテリーのように
その提供する家の価値を高め
市場から支持を得る

地域にいる工務店にしかできない仕事がある
地域でやってきた流通にしかできない仕事があるのだ

規模の小さい工務店だけが集まってでできることは
本当に限られている

百年の家projectは、
地域の工務店と流通のソリューション

小回りの効く技術力の高い工務店を
創業百年規模の材木屋が安心で下支えすることが強みだ







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Last updated  2010.09.11 10:48:00
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