紅葉狩り
紅葉を見に行こうようと以前から約束させられていた紅葉狩りを果たした。当初の目的地、井原市の「天神峡」に到着して、川原を散策するけれど今ひとつ感動が湧いてこない。夕方の見積りの約束時間を気にしながら所要往復時間を計算して、広島県の「帝釈峡」をめざす決心をした。カーナビを頼りに進んで行くが、対向車が交わせないような山中の林道ばかりで心もとないことこの上ない。幸いにも出会う車はほとんどなく、数十キロの走行後にやっとの思いで行き着いた。色づいた紅葉を愛でながらの湖畔の回遊道は妻にとっては三十数年ぶりの再訪で、当時を懐かしみながらご満悦の体である。温暖化の影響か紅葉観賞にはやや早かったようで、観光ポスターの写真とは全然印象が異なっていた。ナビの選んだ中国高速道経由の帰路はスイスイ走れて、あの曲がりくねった山道は何だったのかとその信頼性が揺らいでしまった。何はともあれ東城の道の駅で地産のこんにゃくを買い込んで、今夜は鍋物に決まり。やっぱりナビ(鍋)にはもみじ下ろしでしょうね。