2012/11/15(木)07:00
四国八十八カ所 車遍路のあれやこれや・・・13(高野山その2)
~前回の続き~
さて、当日になり、いよいよ出発。高松市内から高速バスで難波まで。行きは6時台のバスだったんで客は4人しかいなったけど・・・そのうち2人がおばちゃん。まぁ・・・3時間ペチャクチャしゃべりっぱなし(T_T)。ねんでやねん!
10時前に難波に着き、そのまま快速高野山行きに乗り継いで極楽橋。そこからケーブルカーで5分乗ったら高野山駅。楽ちんやね。
駅隣の喫茶で食事をしてバスに乗ってまずは持明院へ。
チェックインまでにはまだまだ時間があったので荷物だけを預けるつもりだったんだけど・・・「お疲れでしょう」と言いながらすぐにお部屋に通してくれました。そしてすかさず冷たいお茶。なんというおもてなし!
対応してくださるのはみなさんお坊さんなわけですが・・・笑顔がすばらしい!研修かなんかで教わったような笑顔じゃなくて、内から溢れる笑顔!それに物腰の柔らかい言葉遣い。まさしく「心からのおもてなし」って感じ。接客業の人は下手な研修を受けるより黙って高野山の宿坊に泊まった方がよっぽど身につくような気がしますわ。
しばらく休憩して奥の院の入り口、一の橋まで歩いて行きました。10分弱です。そこで・・・ガイドだんと合流。そう・・・ガイドさんを頼んでたんです!ほら、よく団体さんと一緒に行動してるガイドさんがいらっしゃるでしょ。その方を私一人の為にお願いしたんです!
なんという贅沢!なんという優越感(*^_^*)。ちなみに2時間で6千円です。奥の院には有名な歴史上の人物のお墓がたくさんあるので、一人ではとてもフォローしきれませんからねぇ。6千円でも安いもんですわ!
というわけで一の橋からスタート!
途中のお墓の説明はいろんなサイトがあるんで省略でございますm(_ _)m。
1時間ほど歩いてようやく御廟前へ。ここからは撮影禁止。
御廟前の橋を越えると一段と神聖な雰囲気。春日局のお墓を右に見ながら御廟へ。納め札を納めてから裏へ。そこでお勤め。1ヶ月ぶりのお勤めだったけどなんとか噛まずに終了。これでめでたく満願!
その後御廟の地下へ。ここが御大師様に一番近い所らしい。お坊様がお勤めしてた。
帰りに納経帳にエイヤッと書いてもらい終了。そのまま中の橋駐車場へ。帰りの道は広かった。新しくできた道らしく、中の橋駐車場にバスを止めて団体さんが通るということでした。と言うことは団体さんは一の橋からの「フルコース」は歩かないんだね。ちょっともったいない。
中の橋駐車場からガイドさんに車で持明院まで送ってもらい休憩。庭がきれい。それに静か。雨も降っていて世間から隔離された感マックスでした!
ゆっくりとお風呂に入り6時から夕食。上げ膳据え膳です。ありがたや・・。夕食はこんな感じ。
精進料理ってこんなにおいしいのか!!!一つ一つ真心がこもった良い料理でした。
終わってからは写経。これも部屋に持ってきて頂き、一人で集中してできました。
写経も終わってまだ8時。さて、なにしようか?テレビなんて見る気ゼロだしな・・と思ってたら・・・テレビに下に箱があって・・その中に「マンガ 弘法大師」ってのがありました。これ・・・超面白かった!上下2巻だけど読みあさってしまいましたわ。おかげで御大師様の事がよ~くわかりました(^_^)v。
で・・・就寝。
~つづく~