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ミケラ♪カンタービレ♪Blog♪~音楽好きダメ、空想大好き男のBlog! 小説も書いてます~

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北極グマ@ Re:10日の日記 グオオオオオオァァァァァァァァァァァ!!
北極グマ@ Re:10日の日記 グオオオオオオァァァァァァァァァァァ!!
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カテゴリ:薔薇伝説

薔薇伝説EPISOD8を突然ですがup致します。

薔薇伝説EPISOD8「友情、新たな女同士の戦い」

ポタ…ポタ…。

どこかで水が落ちている音がする。

「ここはど…こ…?」

薄暗いので近くしか見えないが、なにやら病院の様な場所である。

「病院…な…の?」

前に人影が見える。

白衣を着た医者のような人物である。

「あ、すみません」

男はこちらに気づいた様子で近づいてくる。

「あのぉ…」

顔が見えてくる。どこかで観たことのあるような気がした。

「………」

男の口元が何か動いた。

「すみません…もう一度お願いします」

「お……きた」

おきた?

「あのぉ…何がおきたんですか?」

男の顔がどんどん見えてくる。彼女はその男をどこかで見たことのあるような

気がしてならなかった。

男の手の中で何かが光った。

そのとき、彼女は思い出した。

「あの男…ぎゃああああああああ!!」

「おまえを殺しに来た」

気が遠のいていくようだった。

 

「さゆり!さゆり!どうしたの!?」

目を開けると目の前には澄香が居た。

ここはどこ?

「ここはどこ?」

「中央病院よ、さゆり襲われたのよ!」

そうだ。私は襲われたんだった。

安心したとたん涙が溢れてきた。

「ウッウッ…怖かったよぉ…」

さゆりはまるで子供のように澄香になだれかかり泣き始めた。

「さゆり…大丈夫よ…。もう大丈夫…」

私は澄香を虐めたのに澄香はこんなに優しくしてくれている。

「ごめんね…澄香…」

顔を見上げた。

「いいのよ…気にしないで」

さゆりは泣き続けた。

プルルル~プルルル~

澄香は携帯がなっていることに気づき

「ごめんちょっと出るね」

といって病室を外にした。

病室の外に出ると、

「はい。石原さんどうしたんですか?」

「さゆりさんはどうですか?」

「落ち着きましたよ。なんとか。」

「それにしても良かった。貴方と食事をしているときに追ったおかげで

あなたにさゆりさんを任せられた」

「いえ。気にしないでください。石原さんもお疲れでしょう」

「いえいえ。ではまた」

電話を切り病室の中に戻るとさゆりが

「澄香ごめんなさい…私、矢野さんに言われるがままに…」

「気にしないで良いの。あのね…実は矢野さんが…」

そこまで言うと突然目を伏せてしまった。

「どうしたの?」

「あのね…矢野さんが矢野さんが…澄香に浮気の罪をしょわせようとしていて…」

「何ですって…?」

「私今日お酒のみに連れて行かれてそこで突然言われたの…それで

私、写真をとるように、命令されたんだけど断って…」

「そうなの…。ありがとうさゆり」

「矢野さん、澄香のこと本当にぶっこわそうとしているの!」

「ありがとう…矢野さんがやっているのは知っているわ…」

「えっ!?」

「森川さんから聞いたのよ。ありがとうさゆり。私どうにかするわ」

「私もこれからは味方になるから!絶対に!あ澄香!そろそろ帰らないと!

MORNING NEWSあるでしょ?」

「ありがとう。じゃあ一度失礼するわね。あとでまた来るわ」

「バイバイ。本当にありがとう」

病室を澄香は出て行くと、病院前でタクシーを拾った。

「さゆりは薔薇乃に襲われた…。薔薇乃の目的は私の親しい人を殺していく…」

そこでしばらく沈黙すると、 

「次は誰…?」

さゆりは一人になり、澄香が出た後すぐに灯を落とした病室で安心して寝ようとしていた。

―澄香ありがとう

そのとき、ドアが開きヒカリが中にこぼれた。

「誰?」

「看護士の石村です」

男の看護士さんだ。

何だ。看護士さんか。

「何ですか?」

「注射をしにまいりました」

そういい灯をつけるとそこにはあの医師―そう殺人者の顔があった

「殺しに来ましたよ。大月さん」

「え…な、なんで…」






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Last updated  2007.01.12 21:35:22
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