Ｍｉｋｉ ３３３ の部屋

申し訳御座いません・・・


　　　　　　　　チョット訂正させて頂けますでしょうか？







私くしが気がついたと申し上げましたが・・・





　　　　　　　皆様、お察しの事とは思いますが・・・






正確に申しますと・・・

　　　　　　　　　気づかされたので御座います。








それは、ある幼稚園での

　　　　　　マジックショ～の真っ最中の出来事で御座いました。





いつものように・・・

　私くし達は、師匠の組み立てたプログラムやセリフ通りに

　　　順調にマジックショーを進めていたのですが・・・







コスモスさんが、私の耳元でソッと囁きました。



コスモスさん　「ミキちゃん・・・ココの子供達を見て何か思わない？」


私　　　　　　「へっ！？・・・何かって・・・Γ（゜へ゜）

　　　　　　　　　えっとぉ～・・・お行儀良くマジックショ～見ていて

　　　　　　　　　　エライなぁ～教育が行き届いているなぁ～って思うよね♪」


コスモスさん　「そうだよね、こんなに小さいのに、お行儀良く

　　　　　　　　　縦も横も乱れ一つなく整列していて

　　　　　　　　　　身うごき１つせずにマジックショーを最後まで見てるよね」


私　　　　　　「うんうん！エライよねぇ～♪（≧▽≦）」


コスモスさん　「ミキちゃん・・・子供達の目を見てごらん」


私　　　　　　「へッ？（Ｔ△Ｔ）目ですか？？？」








そして・・・


　　　私くしは・・・


　　　　　　心から・・・





　　　ゾッとしました！　　　

　　　　　　　　　　　　((((;ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ　　　










子供達の顔は・・・

　　　　　　　　　冷たく　無表情！







一瞬にして私の心を溶かしてくれた、

　　　あの時の全盲の子供のような

　　　　　　目の輝きがナイのです！







　見えない瞳から、溢れていた、あの輝きが・・・
　　　　


ここの子供達の

　見えている瞳には、全くナイ・・・のです
　　　　　　　　　　







先生に言われた通り、隊列を崩さず

先生に言われた通り、身動きひとつしないで

先生に言われた通り、言葉も発せず

先生に言われた通り、表情ひとつ変えずに

先生に言われた通り、マジック鑑賞を


　　　自分の感情をイッサイガッサイ心の中に閉じ込めて

　　　　　お行儀良く見ている子供達・・・









そうです・・・

　　大人にとって

　　　　　最高に都合の良い子供たち・・・　　






　　　　　


　
これは・・・かなーーーり衝撃でした！








だって・・・

　　その時の私くしは・・・




　　　師匠から与えられたプログラム通りのセリフを言って・・・

　　　　プログラム通りのマジックをこなす事が最良と考えていたのですから！






　　　師匠が作り上げた

　　　　プログラムこそが最高のもの！と思い込み・・・





　　師匠やコスモスさんがセリフを１字１句間違っただけで

　　　「ダメジャン！間違っちゃ！・・・」と、

　　　　　いちいち心の中でドギマギしていたので御座います







ここの幼稚園は・・・

　　　　　　　　　私の頭ん中の実写版！？






　・・・って事は、今の私のままじゃ

　　　　　息子達の瞳は、キラキラするどころか・・・

　　　　　　　　魚の腐った目になっちゃうよ♪

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・って事なのか！？







心の奥底から・・・

　　　　魂の奥底から・・・

　　　　　　　ゾッとしました！






そして・・・次の保育所でのマジックショーが

　　　　　　この思いを、より強く確定させたので御座います





その保育所では、３才以下の子供達もたくさんいるせいか

　　会場はガヤガヤ・・・

　　　子供達は、思い思いの方向へ

　　　　アッチにハイハイ♪コッチにドタバタ♪

　　　　　とても整列とは言えないようなガタガタ列





なのに・・・

　　　　　　マジックショーが始まった途端・・・




　　　　　子供達は思い思いの場所で

　　　　　　自主的にステージに集中！




　　　　　先生に抱っこされている赤ちゃんまでもが・・・


　　　　　　　溢れんばかりの満面の笑みと


　　　　　　　　　キラキラの瞳を向けつつ・・・


　　　　　　泣き声一つあげずに最後までマジックに見入ってくれていたのです

　　　　　　　（ただ単にビビって固まっていただけかもしれませんが・・・笑）






　　　　　　





またもや、この光景は私の心のド真ん中に・・・


　　間接的・・・・かつ！

　　　　　直球ストレートに爆竹をブチ込んだので御座います







ミキちゃん♪

　　大切なのは～♪

　マニュアルじゃぁ～♪

　　　　ないんだよぉ～♪

　　　　　




・・・そんなフレーズが

　　　　　軽快なマジック音楽をＢＧＭと共に

　　　　　　　私くしの脳ミソを掻き混ぜているかのようでした。

　






それからというもの・・・

　　私くしは心のフンドシを〆なおし！





　マジックで失敗した時でも気にしなくなり

　　むしろ、その失敗を師匠やコスモスさんが

　　　どのように対処するのかをワクワクしながら

　　　　勉強させて頂く事にしたので御座います。






　師匠やコスモスさんは

　　　　ショーの最中にマジックを失敗しようが

　　　　　セリフを間違えようが・・・

　　　　　　全く動揺を見せず悠然と立ち振る舞い






　　アドリブをきかせて

　　　　その失敗すら、最初からプログラムされていたかのように

　　　　　　　ショーを進めてゆくのです・・・





その結果・・・

　　　すんなりマジックを成功させた時より

　　　失敗した方が、子供達が励ましの声援を送ってくれたり

　　　一緒に魔法を唱えてくれて、より一体感が増す事に気がつきました






マジックに引き込まれた子供たちが

　　私達が想像もしていなかった

　　　　ナイスな反応をしてくれた時は

　　　　　　早速、次のマジックに盛り込み






マジックショーと共に

　私たちもドンドン発展成長していったので御座います







素晴らしきかな・・・師匠！


素晴らしきかな・・・コスモスさん！


素晴らしきかな・・・子供達！





どれ一つ欠けていても・・・



　　　　　　今の私くしは・・・



　　　　　　　　ここに存在しておりませぬ・・・







こうして・・・


　　　　　　まだまだ続くエピソード♪




　








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～　つ　づ　く　～





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　　　　　　　　　　　　　「笑い」の補給にど～ぞ～♪