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テーマ:障害児と生きる日常(4427)
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2011年に入り、いよいよMAMIEは7年目を迎える。
ここまで・・・7年。 振り返ると本当にいろんなことがあった。 いろんなことがあって当たり前ですが、 ひとつの変化に拒否せずに、ただ受け入れてきたMAMIEでした。 去年、MAMIEは「マミー学園」を初めて設立し、 順調に進めることができました。 そんなに甘いことばかりではないのです。 この不景気の中、スタッフはがむしゃらにやってきました。 それでも私は厳しくやっていかないとうまく成り立っていけないと 察しています。 自分のためのMAMIEでないと私は言い続けています。 MAMIEは「障がい児の学ぶ場」「障がい者の働く場」「聴導犬の普及」 をめざす場なのですが、どんなことでも受け入れるようにならなければ スタッフもついてこれないと思います。 なぜならMAMIEに寄付する1円でも人の想いのある1円だからです。 その重みのあるMAMIE資金があるからこそ、今日のMAMIEがあります。 人間として、生きるためには「相手を思いやり、自分に厳しく生きる」 障がい児に指導するためにまたMAMIEは新しく変わろうとしています。 聴覚障がい児に限らず発達障がい児の相談が増えてきました。 今年のMAMIEの課題は「MAMIEにできることは何か」です。 スタッフも増えてきますので、スタッフひとりひとりが責任を持ち、 MAMIEの足になれるように動けたら幸いです。 2004年設立当初からずっとついてきた理事でもあるいっちゃんは 本当によくぞついてくれました。どんな変化に対しても 受け入れたのが彼女の選択の業といえます。 心はひとつ・・・だと思います。 彼女は今まで他のスタッフにののしられたこともありました。 それでも彼女は辛抱してやってこれました。 一緒に泣いたこともありました。 私たちがMAMIEを作ったのではなく、時代に合わせてMAMIEは 変化し続けます。 「マミー学園」ができるのも思わなかったことですし、 本当に必要とされるためにMAMIEは生まれて育っているのだと 思います。 そのたびに私もMAMIEからもらったものは大きいと思います。 ひとりの人間として、MAMIEで辛抱を覚え、 その辛抱の上で知ることができた「幸せ」なのです。 私はひとつの寄付に感謝するのはそれかもしれません。 タイガーマスクの寄付というニュースにほのぼのとした 気持になれるのも私たちの生きている場所が寄付によって つながりのある場所だからなのです。 不景気なんだけれど「寄付」というものに価値を感じている人が 増えている。私もそのひとりです。 「寄付」というものに価値を感じる。 それは自分を育てるものであり、社会貢献ができるという 自分へのステップアップなのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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