ちょっと思い出した話
中学に入学して、イラストレーション部に入った。高校と合同の活動だったから、高校生の先輩たちはびっくりするほど上手かった。当時は鉛筆でしか描いたことがなかった。色をつけるのも色鉛筆。部室にある道具もいろいろ揃っていて、コピックなるものを知る。部室では自由に使えたが、自分のものが欲しくなるのは当然。「そろそろロゼの家にもコピックがあってもいいと思うねんけど?」と母に言ったら、「母は思わへんけど?」と返ってきたが、母はコピックについて色々調べてくれたようだ。14歳の誕生日に基本の12色と初心者向けの本をもらった。母はこれで大概の親バカなので、全色揃えそうな勢い(大げさ)だったのを父にたしなめられたらしい。そのころなら、この程度描いたらコピックで色をつけたりしたんだろうけど、中三の終わりにスマホを買ってもらって、デジタルで絵を描くことを覚えてから、コピックを使う頻度がぐんと減ってしまった。父が母を止めた話を、ちっ、余計なことをと思ったものだが、今となっては父は正しかったと思う。ファイル日付2020年9月25日。オリジナルSkebやってます。リクエスト募集中。人気ブログランキング