バブル世代は金を稼いでカッコイイ車に乗りたいとか、おしゃれをして遊びに行きたいとか、高級な店でおいしいものを食べたいといった欲望が、仕事を頑張るモチベーションでした。氷河期世代は社会に出た直後に失う怖さを目の当たりにしたので、職やお金に対する執着心がありました。
しかし、ゆとり世代は失われた状態からスタートしたのです。会社を頼って人生をすり減らしても報われない、自分が損をするだけという考え方です。車にもブランド品にも大した興味を示さず、仕事が終われば家に帰ってゲームをし、休日は趣味の仲間と遊んだり近所を散歩したりするのを楽しみにしています。物心ついたときから景気は右肩下がりですを熟知しているのです。
まあそんな感じだだろうな。この記事によると、ゆとり世代を突き動かすテーマは“共感”なんだそうだ。ポイントは、「このプロジェクトは君に任せよう。」みたいな個人へ評価や昇進昇給では響かない。なんで自分がそんな重たい仕事を背負わされなきゃならないんだと迷惑だと感じてしまう。大事なのは「この仕事が顧客を喜ばせ社会を良くしていくんだ」という大義共感、コンプラ意識の強いゆとり世代は、この共感によってやる気を持って仕事に取り組みやすいだそう。なるほどね^^。