カテゴリ:駄文もどき
網膜に焼き付くほどの鮮烈な紅、幾つもの骸、そして、腕から血を流す大切な人 目の前の光景に、声を失った 何が、起こった? ぼーっとしてる場合ではない とにかく、怪我の具合を確かめるため、オレはJr.の元へ走った 「Jr.! 大丈夫ですか!?」 「……………」 「Jr.………?」 オレが声を掛けても、黙り込んだままのJr. 痛みが酷いのかと思ったが、そうではないらしい 怪我の様子も、命に関わるものではなかった 安心して、息を吐く が、それも束の間 数秒後、Jr.が言った言葉にオレは凍り付いた 「君を止めようとしたんだけど……無理だった」 「え…………?」 気がつくと、服も、髪も、自身が纏う『蒼』は、すべて『紅』に変わっていた そういえば、途中からの記憶が、ない オレは、何をした? ま さ か 「全部……オレがやったんですか……?」 この屍たちも、貴方の傷も、すべて、オレが Jr.が俯き、頷く 「――――――そんなっ……!」 すべてを理解した瞬間、手で口を覆った 恐怖のあまり、気を失いそうになった 立っていることができず、ずるずるとその場に座り込む 「あ……あぁ………!」 鏡なんか見なくたって分かる 今、オレの顔は真っ青になっているだろう 己の力が、、血で紅く染まった刀が、今は言い様がないほど恐ろしかった 何 故 、 こ ん な こ と に 護ると決めたのに、傷付けてしまった 誰よりも、大切な貴方を 「ご……ごめんなさい………ごめんなさい………っ!」 壊れた機械のように、その言葉を繰り返すことしかできなかった それは、決して償うことのできない 『罪』 --*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*-- 文章がまとまらない? 何を今更(黙) ルインさんお借りしました! 最初の頃は逆鱗発動中の記憶がありません この後責任感じすぎちゃって自殺未遂でもすればいいと思u(待) それにしても私が書く竜胆はメンタル面が弱いな← お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月01日 02時02分09秒
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