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隼水蒼

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2008年12月12日
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カテゴリ:駄文もどき

網膜に焼き付くほどの鮮烈な紅、幾つもの骸、そして、腕から血を流す大切な人

目の前の光景に、声を失った


何が、起こった?


ぼーっとしてる場合ではない
とにかく、怪我の具合を確かめるため、オレはJr.の元へ走った

「Jr.! 大丈夫ですか!?」

「……………」

「Jr.………?」

オレが声を掛けても、黙り込んだままのJr.
痛みが酷いのかと思ったが、そうではないらしい
怪我の様子も、命に関わるものではなかった
安心して、息を吐く

が、それも束の間

数秒後、Jr.が言った言葉にオレは凍り付いた

「君を止めようとしたんだけど……無理だった」

「え…………?」

気がつくと、服も、髪も、自身が纏う『蒼』は、すべて『紅』に変わっていた

そういえば、途中からの記憶が、ない


オレは、何をした?


ま さ か


「全部……オレがやったんですか……?」

この屍たちも、貴方の傷も、すべて、オレが

Jr.が俯き、頷く

「――――――そんなっ……!」


すべてを理解した瞬間、手で口を覆った
恐怖のあまり、気を失いそうになった
立っていることができず、ずるずるとその場に座り込む

「あ……あぁ………!」

鏡なんか見なくたって分かる
今、オレの顔は真っ青になっているだろう

己の力が、、血で紅く染まった刀が、今は言い様がないほど恐ろしかった

何 故 、 こ ん な こ と に

護ると決めたのに、傷付けてしまった
誰よりも、大切な貴方を


「ご……ごめんなさい………ごめんなさい………っ!」


壊れた機械のように、その言葉を繰り返すことしかできなかった


それは、決して償うことのできない 『罪』


--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--

文章がまとまらない? 何を今更(黙)

ルインさんお借りしました!

最初の頃は逆鱗発動中の記憶がありません
この後責任感じすぎちゃって自殺未遂でもすればいいと思u(待)

それにしても私が書く竜胆はメンタル面が弱いな←







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最終更新日  2009年01月01日 02時02分09秒
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