milkyの心のままに独り言

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• 心のままに独り言‥グアム２日目

  宿泊先のプラザホテル。朝はバァッフェで食事。グアムのレタスは甘く、歯ごたえがいい(笑)スイカは日本のみたいに甘くはないけどジューシーです。青い空が広がりこの日も快晴。ホントは雨季だから、スコールが多いんだけど、ラッキーだった。午前中、ワタベウェディングで、式の打ち合わせと、衣装合わせ。イメージはするものの、式の流れが掴めない。ドレスはごくシンプルなものを選んだ(*^_^*)明日のセレモニーが心に残るものになればいいな～午後からターザ(ウォタースライダー等のあるプール)で、日焼けを避けながら遊んだ。タモンビーチを見渡せる高さのスライダー。スリリングだけど、眺めは最高。海に潜る為のウォーミングアップだったかも・・時の流れが穏やかだった。終わり

  Oct 7, 2003

• 心のままに独り言‥成田発・・NW74便in GUAM

  午後2時40分、グアム空港につき、荷物検査、入国審査の後ホテルへ向かった。懐かしい風景がそこには広がって、一年前のハリケーンの爪跡も所々に残るものの、この島は活気に満ちていた。タモンのビーチに出て、散歩したらグアムでも珍しいくらいの夕日に遭遇できた。ピンクに染まる空、大きな夕日に水面が染まり、すごく感動した。それからタモンのホテルロードにある、アンダーウォターワールド(トンネルの水族館)へ行き、海に生きる珊瑚や、魚達を見て、最後にシャーク(小さい鮫)エイに触れられる池があり、触ってみたけど、生まれて初めての貴重な体験だった。そして、この日は、マックで夕飯・・チェリーパイが新発売されていて食べてみた・・味はSOSOかな？グアム一日目こうして過ぎていった。終わり

  Oct 6, 2003

• 心のままに独り言‥のほほんと日曜日

  　寝ぼけ顔で　歯ブラシくわえ　窓から見る青空　ラジオでは　沢田さんが　交通渋滞のお知らせ　　ハーイ　幾億の朝と昼と夜を　くり返してきたこの星も　やけにこの頃　温かい　でも俺達っていったい・・・　ドリンク剤　片手に　ふと見上げる青空　いつか見た　ＣMみたい　我にかえりひとり照れ笑い　幾億の朝と昼と夜を　くり返してきた星で　暮らしに追われ　日銭を稼ぐ　俺達って　いったい・・　夕暮れはコンビニで買い物　悲しい程の青空　入れてもらった袋には　近頃流行りのあのコトバ　幾億の朝と昼と夜を　くり返してきた星に　　優しくだって　偉そうな　俺達っていったい・・・　おいらの青空　みんなの青空　今のところはまだ青空　　　　　　　　　　　　　　　By 千久林　　　懐かしい青空っていう歌　今の世代を重ねて　　コトバを連ねてみたけれど・・終わり

  Oct 5, 2003

• 私の中のパンドラの箱(転機)６　最終章

  どれくらいの時間が流れたんだろう？施設の中での毎日は、決して孤独ではなかった。他愛のない悪さをして、よく先生に叱られはしたけど、自分に正直でいられた気がした〔ごめんなさい〕反省の言葉、心から感じた時に口にする言葉〔ありがとう〕感謝の言葉、自然に口から出る言葉。私はその二つの言葉の意味を取り戻した。時々父親から、手紙が届き、そこには、また一緒に暮らせる時がきたら、今度こそ良い父親になろうと思うと書かれていた。馬鹿ではなく、君という言葉で私に書かれていた文字。頬を涙が伝うのを感じた。私が受けた心の傷は、こんなもので片付けられてしまう程簡単ではなかった。手紙が届く度に虚しさがこみ上げてきた。虚しさという表現。それが的確に思える。そして、あの日無くなった筈の通帳も押入れから出てきたらしいが、それがなくてもいずれは・・そんな曖昧さでごまかされた。高校受験に向けて、父親から引き取りの申し入れがあった。高校ぐらいは・・そう思ったのかも知れないけど、私はきっぱりと断った。今でも鮮明に覚えている。自分が先生に伝えた意志。今度戻ったら、父が私を殺すか、私が父を殺すかどっちかしか無いかと思うから、帰らない。先生は頷き、お前がしたいようにすればいいと肩を叩いた。15才になった私が口にした言葉は残酷だったかも知れない。でもそれは本心で、私が１番望まない予測される結末だった。そこから高校へ進学する子は少ない。でも私は定時制を受験した。馬鹿ではない証。浴びせられた罵倒を一つづつ拭い去る作業。ひとりで生きて行くための作業。心の中の掃除。親子という感情があるから甘えが生まれ、何かを期待し裏切られた事に傷つく。他人だと思えば、期待する事も傷つく事もないのだ。私は、父親を他人にしてしまった。父が祖父を恨み続けた様に私は生きたくなかった。退院も近づいた頃、定時制も合格し、就職先も見つけられた。施設には沢山の悲しみがあった。みんな自分の心の中でそれぞれに戦い、自分の心と折り合いをつける。でもその階段を上るには幼すぎる気もした。自分だけが辛いのではない。私は施設で暮らした事を良かったと思っている。それは今でも変わらない。社会と切り離された場所ではあるけど、私はここから出る日、感情のままに泣いた。仲間や先生達と別れたくない。本気でそう思った。私が居てもいい場所。そこは私にとっての居場所だったんだ。でも留まる事は許されない。社会の中で生きなくては。去年何十年かぶりにその場所へ行ってみた。懐かしさと、あの日その門からどんな思いで、出てきたのか、過去の自分に出会った。私はひとりで生きるって決めて、あの門を出た。不安を拭い去る様に、あの門を出たんだよね。そして父親と他人になる事を決めた場所。そこは、今の私の出発点になっている。恩師の言葉の中に、自分の事だけしか考えられない人間になるなっていうのがあって、それはとても難しく、生きる中で私の永遠の課題になっているけれど、その言葉は今も生きている。虐待が何故いけないか・？それは自分の心に問うべき事。憎しみからは憎しみしか生まれないのなら、繰り返すのはやめよう。私の中のパンドラの箱、それは自分との戦い。過去を断ち切る為の。新しく自分を生きる為の戦い。私は父親という人を、今は憎んでいない。可哀想だと思っている。そして親としてではなく、人として彼のした事は、やはり間違っていたと言切れるから、私は同じ過ちをしない。弱者を自分の気持ちの当たり所にするのは、その人間は弱虫だから。自分の心と向かい合えないから。そして、この瞬間も、何処かで行われている虐待が、一つでも減る事を強く願っている。苦しんでいる子供達が救われる方法を、私の経験から模索できたらと思う。虐待のチェーンを断ち切る事は、きっとできるから。私の転機とし、書き上げる事を支えてくれた方々、心から感謝します。長い人生色んな事があります。辛い事も自分の意識の持ち方で、前向きに置き換える事もできます。貼られたレッテルをはがす事は可能なんです。失敗しても後悔の少ない日々を、生きられたら人は幸せですよね。来週早々、グアムへ行きます。元気パワーを一杯にして戻ってきます。みなさんも、良い週末を過ごしてくださいね。では、またね。終わり

  Oct 4, 2003

• 私の中のパンドラの箱〔転機〕５

  さよなら、ママと呼んでいた人、さよなら、泣き虫だった私、さよなら〔お父さん〕中学１年生。私は親戚の家（祖父の兄妹)に父親と一緒に身を寄せた。叔母は日舞の家元をしていて、しつけに厳しい人だった。玄関の掃除。私の朝の仕事として与えられた。土曜日は日舞の稽古、それは私の意志と関係なく、しいられていた。この頃私は部活の陸上に夢中で、それが私の全てでもあった。ある日、私の机の引出しから、煙草が出てきたと、叔母と父親が騒いで、疑いというよりも決め付けられていた事に、初めて反発した。悪い子であり、問題児というレッテルを貼られた私は、何もしていないのに、疑われたり怒られる理不尽さがに怒りを感じていた。どうせなら、本当にそうなるのがいいのかも知れない。私は荒れていった。でも、群れを持たず、武器も持たず、自分より強い相手と喧嘩する事で、自分の存在を確認すもという、歪んだ行動に出た。喧嘩に勝つ事、それは私の弱さに勝つ事だと信じ込んでいた。大人達への反発は日増しに強いものになっていった。恐かった父の存在すら、恐怖と感じない私がいた。お金を盗んでみた。使い道が無い。工事現場に投げ捨てた。矛盾と行き場のない心。世話になりながら、よくそんな事ができるという叔母の悲鳴。父の罵倒。私は一切の食事を摂る事を止めた。給食も食べるのを止めた。家で食べず給食を口にする事は卑怯に思えたから。水だけで幾日も過ごした。ふらふらになりながら、もう死ぬ事も恐くなかった。間もなく私は倒れた。救急車で病院へ運ばれた。初めての入院。精神的疲労と栄養失調。点滴に繋がれ、安静入院となった。私は何がしたかったのか？何を求めていたのか？当然の事ながら、大人達からの謝罪の言葉はなかった。そして、退院後、私は父の妹、叔母の所へ預けられた。今度は父とは別々に。中学２年の事だった。相変わらず部活は続けていた。鞄の中に煙草を入れて持ち歩いてみた。ライターやマッチを持たなければ煙草は吸えない。大人への怒りの矛先は自分自身の自爆へ繋がっていた。叔母が気が付くように、貯金箱を投げつけ、お金をばら撒き、暴言を吐きつける。迷惑そうな顔を浮かべ私を見ていたっけ。そして、ここでも預金通帳が無くなったと騒ぎになった。それは私では無かったが、もうどうでも良かった。児童相談所という所へ父親と出向いた。心理テストや、色んな事を聞かれたけど、心のバリアは固く閉ざし、大人は嫌い。私の心の中の叫びと共に頑なに孤立していた。そして、私はそれから家なる場所へ戻る事は無かった。児童センターで次の行く先を待つ事になった。施設へ行く事が決まったからだ。その日迄行き先は知らされる事無く、電車に乗った朝。父親もそこに居た。口はきかなかった。話す事が無かったというより、父親の存在がかすんで見えていた。教護院。それが送られた先の施設。家庭にも問題があり、その子供にも問題がある場合、一般の施設には入れない。特に14才を過ぎた青少年が、普通の施設に入所するのは難しいようだ。そして入院という言葉でそこへ入れられる。女子寮と男子寮に分けられ、中に小学校と中学校らしき校舎が建ち、広い農場があり、ひとつの街の様だった。そこにも虐めは存在した。新入いびりという名の、集団による虐めだったけど、先生達の監視の目も光っていた。そして、私は中学３年生の義務教育が終わる日迄、ここで暮らす事になった。終わり

  Oct 3, 2003

• 私の中のパンドラの箱(転機)４

  壁越しに見ていた、自分の心の中。遠い記憶。悲しかったんだ私。泣きたかったんだ私。自分の中の自縛を取り除く時が今きた・・・小学３年生。クラス変えがあり、担任が変わった。眼鏡をかけた女の先生。とてもきつい人だった。床を清掃する時にトイレ用の洗剤を使用させ、塩素系の洗剤だった為、手がただれ父兄からの抗議が殺到して、大きな問題になった事があった。家庭訪問の時、今迄かって見た事のない問題児だと、口火が開かれ、学力的にもかなり低迷している事が告げられた。この時から私は家庭で、パパから勉強を叩き込まれる日々が始まった。ノートに算数の問題が作られ、毎日その問題を解く、答えを３回間違えると、罵声と共に体罰を受けた。恐いから死にものぐるいで勉強した。お前の様な馬鹿を世の中にだす事は恥ずかしい。お前みたいな人間がいるから世の中がおかしくなる。毎日責められた。窓から見える場所。白い塔。日曜日に鐘がなり、その場所はそんなに離れてはいない。行ってみたい。そんな毎日の中で、その塔を眺めていた。或る日、その場所へ行ってみた。そこは大きな教会だった。神父様。シスターと呼ばれる人が居て、小さな教室で紙芝居を見たり、お話をしていた。そしてお菓子が配られたりしていた。私もその和の中に入れてもらえた。心の中に神様がいて、神様の子にには孤児はいない。ごめんなさいは、神様の声が耳に届いた時、その瞬間人は許されている。静かにお話を聞いて居ると、私の心は温かくなった。そして涙が止まらなくなった。私はパパとママの子供じゃなかったんだ。神様の子。単純に嬉しかった。それが私と神様の出会いでもあったかも知れない。ママは別な宗教をしていた。私は秘密の場所を作った。優しい空気の流れる場所。相変わらず体罰は続いていたが、勉強は追いついた様だった。私のパパも虐待を受けていた子供だった。祖父をものすごく嫌っい憎んでいた。私の顔が祖父に似ているという理由で叩かれた事もあった。私の家は経済的にも、この頃大変で、パパは音楽を仕事としながら、プライドが高く仕事を選んでいたから余計だった様で、夫婦喧嘩も日常的だった。お財布の中のお金が無くなったと騒ぎになった事もあった。私が疑われたのは不思議ではなかった。でも、私は盗んではいなかった。それでもやったと言わなければ、暴力は続く。何もかも私のせいなのだ。やったと嘘をつく。自分に嘘をつく。叩かれたくないから、弱いから嘘をつく。そんな自分がたまらなく悲しかった。ずるい人間。私が私を責める。でもそうしないと、この家庭の中では生きていけない。歪んだ事実も受け入れるしかない。中学に入り、ママか別に好きな人が出て行く事になったのも、私のせいだった。たまらず教会に家出をして、教会に行って居た事が知れ、ママは私に疲れたふりをした。パパはその言葉をそのまま信じた。体罰からの解放、９年間の月日が流れ、それはそんな形で破綻した。間もなく私は、親戚の家を盥回しという言葉でよく言われる状態にされた。私はオリバーツイストを選んだのかも知れない。父の精神は病んでいた。普通ではありえない事、この頃の私は冷静に見ながら。走馬灯の様に悪夢を思い返していた。寝相が悪いと縛り上げられた事、殺さない程度にと笑みを浮かべて、殴りつづけた顔、こいつさえいなければと、包丁を突きつけられ、それでも寝たふりをしていた夜。数々の言葉の暴力。私を置いて出て行った母を待ちつづけていた事。強くなる事の意味。ひとりで生きて行く事、養われる立場はもうおしまいにしたい。そんな思いで、あの日の結末を見ていた気がする。終わり

  Oct 2, 2003

• 心のままに独り言‥４日ぶりに

  点滴から解放され、回復に向かっています(^^)v来週早々、グアムへ発つので、体調を整えなくてはだけど、発作と戦った体は今、どこもかしこも痛い。でも乗り越えたという妙な達成感もあったりします。このまま回復に向かう事を願うだけです。喘息もある程度自己コントロールができる様になったこの頃、少し苦しさを忘れていました。たまにはしかたないよね。ご心配をかけていますが、精神的には元気です。日薬が体を元気にしてくれています。明日はもっと元気になれる気がしています。みなさんも、季節の変わり目、体調に気をつけて下さいね。終わり

  Oct 1, 2003

• 心のままに独り言‥ちょっと休息

  私は気管支喘息があり、ここ４日間程、風邪をひき点滴治療などを受けにながら、なんとか乗りきろうとしています。そんな訳で今日はお休みにしちゃいました。そろそろ楽になってくると思います(笑)眠るとどうしても、気道がふさがれ苦しくなるので寝不足続きなんだけど、今夜は眠れるといいな～体調もまさに転機。久々の発作ですが、落ち込んではいないよ。これも私の個性だと今は、思っています。色んな自分を受け入れて、私は私を生きている。ぼちぼちとね＞終わり

  Sep 30, 2003

• 私の中のパンドラの箱〔転機〕３

  開いてしまった心の中のパンドラの箱、私にとって何だったのか？まだの答えは解らない。何の為に綴るのか、まだ解らない。でも、その答えを求める為に、今日も綴る事にしよう。あの頃の事を・・小学校に通う様になり、学校は私にとって家庭からの現実逃避の場所になっていった。緊迫感と恐怖から逃れられる場所。パパやママに見せない私の顔がそこにはあった。担任の先生はベテランの、女の先生。ランドセルは思ったより重く、入学してからすぐの健康診断。私は16，4キロ、身長120センチ弱。ごぼうというあだ名をつけられたりもした。この頃から、毎日ではないにしても、お風呂へ行ける様になっていた。1人でもお風呂行けていた。でも髪の長い私はシャンプーが大変だった気がする。活発で男の子の遊びが好きだった。高鬼や、缶けり、メンコ、大好きだった。落ち着きが無く、協調性には欠けていた気がすけど。ストレスなんていう言葉は知る筈もなかったが、私は学校で開放感に満たされていた。祝日と日曜日は嫌いだった。そして学期事の休みも。家に居る時の暮らしは、この頃になると、益々虐待はエスカレートしていた。夜中に父が仕事から帰ってくると、足の裏をくすぐられ起きていたら、半殺しにしてやると言いながら、私は二人のおもちゃにされていた。息を殺し寝たふりをする。そんな事の繰り返し、寝る前に口に入れたガムを捨てさせてもらえず、髪の毛にガムがくっつき、取れなくなり、ハサミを持ってママが追いかけて来て、ばっさり切られたのもこの頃だった。悲しくはなかったけど、ガムを捨てたいとママに言えず、呑み込む事もできなかった事の方が苦痛だった気がした。金太郎みたいな髪型。相変わらず何で起こられているのか解らないまま、私は逃げ惑っていた。ピアノを弾く手が傷ついたら、どうしてくれるんだよ・・パパは決して素手で私を叩かなくなった。この頃、パパはジャズバンドで、ピアノを弾いていたらしい。足が腫れて、足腰が立たなくなる程叩かれた。時々、皮のバンドはビューンと音を立てて、私を襲う。給食費よＰＴＡの会費。積み立て金。我が家は苦しかったのか知れない。俺は払ってもらえなかったんだよ。払ってもらえるだけ、有りがたいと思いな！パパが、私を馬鹿と呼ぶのも変わってはいなかった。馬鹿はすっかり定着していた。或る日、路上に止めて有った車を足で蹴った。私に悪意はなかったけど、確かに蹴った。翌日学校へ行くと、大変な騒ぎになっていた。その車はへ込んで傷ついていたらしく、持ち主が学校へ怒鳴り込んできたのだ。それは当然な事だと思う。でも、車は蹴ったらへ込むと云う事にも驚いた。勿論の事だけど、ママが学校に呼び出された。そして弁償。その頃から頻繁にママは呼び出される様になった。家で私は叱られる度、学校で何かしら問題を起こした。気がつけばクラスの問題児。クラスメートからも無視られていた。でも、学校は変わる事なく好きだった。痣の理由を聞かれたりさえしなければ、担任の先生から聞かれると、答えに詰まった。でも、悪い子のレッテルが貼られると、それも聞かれる事は無くなった。二年生も終わる頃、こいつさえ居なければ、家の中でもそう言われる回数が増えていた気もする。そして間もなく三年生にるべく春休みを迎えた。終わり

  Sep 29, 2003

• 私の中のパンドラの箱〔転機〕２

  昨日は私の記憶の中の２才から、６才になる頃までの記憶を辿ってみたけど、最後迄綴る事で、私の心の中のパンドラの箱の封印を解き放し、私の転機として前向きに歩いていける気がしている・・・時々、家に祖父がやっきた。私の好きなお菓子を抱えて、そこには杏はなかったけど、その時はママは別人の様に優しい声で、一瞬訪れる平穏。でも父もママも夜のお仕事に出掛ける様になてから、私の夕飯は駄菓子。お仕事に行く前に50円を渡されて、駄菓子屋さんへ行った。当時の50円、小さな子供には大金だったかも。静まり返った部屋でひとりお留守番。５才になる前から、お留守番はしていた気がする。二人はクラブで働いていたらしい。後に解った事だけど、寂しさと自由が比例する日々。寂しいけど、暴力に脅えなくてもいい時間は自由。恥ずかしい事だが、私は幾日もお風呂へ連れて行ってもらえず、お腹の回りにタムシができて、痒くてじくじくになっていた。お風呂に入りたい事いえずにがまんしていた。下着は気持ちが悪いので、自分で取り替え汚れた物は隠していた。子供の浅知恵に過ぎなかったけど。そしてやはり見つかってしまった。遠慮というものを知らないの？ママは私に向かって、普通ホントの親じゃないと思ったら、気を使うものだと教えてくれた。他人！体が痒くても、下着か気持ち悪くても我慢しないといけないんだ。悲しい言葉に聞えたけど、オリバーツイストと比較されれば理解はできた。孤児院よりまし。お家があるだけ幸せ。ママごめんなさい。パパには言わないで!そして悲痛な望み。また叩かれるのは嫌。自己防衛だったかも知れない。機嫌が少し良い時は言わないでくれた。それでもお腹のじくじくは痒く、広がるばかりだった。或る日、高熱をだし、ママが家に来る前からお世話になっていた、大好きだったキュピー先生(愛称)が往診にきた。お腹を見て・先生はいつからだ？そう聞いた。すかさずママの声、この子お風呂が嫌いで困っています。不安げに先生の顔を見詰めると、頭を撫でてくれた。風邪がよくなったらお風呂へいくんだよ。先生はそれ以上何もいわないでくれた。そしてタムシのお薬を塗ってくれた。先生の鞄はまるで魔法の鞄の様にみえた。キュウピー先生優しくて。父を感じていた気もする。私は体が弱く時々熱をだした。扁桃腺だったらしい。そして咳込む事が多く、それはとても苦しかった。小学校の入学式、ママは着物、私はワンピース、久しぶりのおしゃれ。赤いランドセルも買ってくれた。オリバーツイストじゃなくて良かった。その日、私はつくづくそう思った。そこから始まる新たな地獄を知らずに、無邪気に笑っていた。終わり

  Sep 28, 2003

• 私の中のパンドラの箱〔転機〕

  過去の思い出。心の片隅に押しやっていた記憶。今更とは思うけど〔転機〕として波乱だった日々を辿ってみる事にした。私は、父20才、母21才の時の子供。父はハワイアンバンドでウクレレを弾き、母は父の追っかけだったみたい。私の生まれた家は、的屋(縁日でお店を出してる)それが祖父の職業で、平たく言えばヤクザかも。そして４番目の祖母と(祖父は5回結婚？をしたらしい)つまり両親は祖父母と同居していた訳。2才の頃、父と母が離婚へのカウントダウンを刻み始めた頃から、私の記憶は残っている。家にお風呂がなくて、母と祖父母と銭湯へよく行った。氷屋さんで食べた氷あんず。杏は私の好物だったみたい。そして母をママ。父をパパ、祖父母を、お父さん、お母さんと呼んでいた。ある日、ママは大きな鞄を抱え、家から出かけようとしていた。明らかにいつもと何かが違っていた。私はお母さんに抱かれながら、ママと泣いていた。ママはお仕事(喫茶店)に行っていたけど、なんか悲しい気持ちで、その日は泣かずにはいられない私だった。そしてママは戻らなかった。その後、パパも家を出た。もともと仕事柄家に居る事が少なかったけど、何日しても帰って来なかった。私は、祖父母の所に置いて行かれたらしい。祖父の仕事の関係で、沢山のおもちゃが与えられていた。おままごとセット、水鉄砲、アニメのお面、りかちゃん人形段ボールに５箱ぐらいはあったかも知れない。ひとり遊びが得意で、その頃から自分の世界で生きていた気がする。やがて４才になろうとしていた私。近所に友達は居たけど、私と遊びたいのではなく、私の持っていたおもちゃで遊びたくて来ていた事、感じていた。物では埋められない心。必死に抑えていたっけ。祖父母は二人とも酒飲みで、酔うとよく喧嘩をしていた。真夜中に大声で叫んでいた。恐かった・静かにしていないとって思っていた。４才になり祖父母は離婚。お母さんって追いかけながら号泣した。血縁関係はなかったけど私が間違いなく大好きだった〔お母さん〕二度目の別れ。そして父が帰って来た。女の人を連れて、二階の窓を覗いて居たらトラックが停まり荷物が運び込まれた。そしてその日から、私のママになった人との暮らしの始まり。父は相変わらず巡業が多かった。ハワイアンからジャズのバンドマンになっていたみたいだけど。その頃の父との思い出。よく公園に連れて行ってくれたし、芝生の上でお昼ねしたり、手を繋いで歩いてくれた。優しく抱き上げてもくれた。私を愛してくれていた。私があんな事さえしなければ、その関係は保たれていたのかな？あんな事とは、所謂つまみ食い。おでんをママが煮ていて、おなべから美味しい匂い。誘惑に負けてしまった。その瞬間、階段から足音。すごい勢いで追いかけてきた。裸足でとにかく逃げた。逃げないと殺される。初めて感じたその恐怖。近所の薬局に飛び込み、おじちゃん助けて～殺される！鮮明に覚えてる恐ろしい日々への序幕に過ぎなかったけど。ママは笑顔で私の手を引き、近づいてきた。お家に帰ろうと。そして父が帰ってくると、ママは手首に剃刀の刃を当てて、父に問いただした。押し入れに立てこもり泣き叫びながら。この子なんとかしてよ。私とどっちを取るの？それから二人の話声は耳をふさいで聞かないでいた。悲しくて胸が張りさけそうだった。父が静かに、私の名前を呼び、銭湯へ連れていってくれた。体を洗ってくれたっけ。そしてこれが父との優しい思い出の終幕になり、父との関係の終わりでもあった。昼間からよく（父とママ）二人はベッドの中で抱き合っていた。何をしているのかは定かではなかったけど、子供ながらに見てはいけないものの様な気がしてた。そして、外へ出かける事もできずに、窓の外を眺めていた。またこの子は・・いきなりヒステリックな声が背中でする。何もわからないままひたすら逃げる。父の手が私を叩きつけ、いつしかその手には木のハンガーや、皮のベルトを振りかざす様になっていた。痛いよ。止めてよ～涙が止まらない。何故怒られているのか解らない。私が悪い子だから？そして〔ごめんなさい〕を口にすると、ママと父を止めてくれる事を覚えた私。父とママの機嫌をそこなわない様にしなくては、顔色を伺う事も覚えた。腫れ上がった顔、腿、鼻血が流れ唇が切れた。体中あざだらけで、鏡に自分の顔を映すのも恐かった。おーい馬鹿、何時の間にか付けられた私の名前。それは馬鹿。そこへ正座して、私が悪うござましたって1000回言え。手を頭の上で組んで上げてろ。小さな私は数を数えられない。間違えたら殴りつけられるから必死に覚えた。小学校へ上がる前に数を1000迄数えられていたのだ。これが私の日課になっていた。心の中で、別れた母や祖母の名前を呼びながら・小学校へ上がる迄の時間の流れ、忘れられない記憶。私の波乱の人生の幕開けについて、今日から書いていこうと思う。とりあえず今日はここ迄＞終わり

  Sep 27, 2003

• 心のままに独り言‥震災

  今朝の北海道の地震。被害状況はまだ全て、把握できてはいませんが、被害に遭われた方々に、心からお見舞い申し上げます。私の友人も北海道に居て、幸いにも今朝無事の確認がとれましたが、当面ライフラインや、余震などによる二次的被害。復旧にも時間がかかる事でしょう。朝夕ストーブを付けている所もあると聞きました。体調にくれぐれも気をつけて下さいね。ライフラインの復旧が一日も早く行われる事を願っています。私の住んでいる東京も、いつ関東大震災クラス以上の震災に見舞われるかも知れません。神戸の時もそうでしたが、被災した方々のパワーを感じました。励ましあい、助け合う事・・なんとか乗り越えられる様、願うばかりですが、充分にお気をつけて下さい。私達の暮らす日本は島国。火山も活断層も沢山あります。決して他人事ではないのです。災害は防ぎ様がないけれど、各家庭、最低限、自分の身は自分で守れる様に、落下物や、火の始末、出口の確保。避難場所の確認。できる事を日頃の内から心がけたいものです。終わり

  Sep 26, 2003

• 心のままに独り言　コトバの力（通り雨の軒先）

  コトバは時に、ひどく人の心を傷つけるけど、人に勇気や安らぎを与える事もできる。この世に存在する命の中で、人間だけに与えられたコトバ。優しさの定義は難しいし、感じ方も千差万別。でも、相手の立場を少しだけ思いやる事ができたら、怒りや、悲痛な涙は減るのかも知れない。そして、人との交わりの中で、有意義なコミュニケーションもできる気がする。私も今迄、多くのコトバに傷つき、そして反対に勇気やパワーを与えてもらった。時に、安易に、大変だねとか、可哀想というコトバを口にする人が居る。そして、頑張ってと締めくくられる。当たり触りの無い無難なコトバなのかも知れない。でも、無責任なコトバである気も私はしたりする。相手の痛みを感じたら、そんなコトバで片付けていいのかな？コトバは口から放された瞬間から、一人歩きを始める。それは文字も同じ事。私もまだまだ至らない所だけの人間だけど、通り雨の日の軒先のように、人を包んであげられたらと思う。コトバを大切にしながら・・終わり

  Sep 25, 2003

• 心のままに独り言！幸せのかたちと・・今日との出会い

  幸せって一瞬の価値観なんだと思う。心のボリュームに比例して感じる度合いも違ったりする。私の場合、まず朝目が覚めて、喘息の発作が出たりしていない時。なんとなく安堵して幸せに思う。そして太陽が顔を覗かせてる朝、ほんのり幸せを感じる。そして、その日に色んな事があっても、穏やかに眠りにつく時、今日が無事に終わろうとする瞬間、感謝と幸せな気持ちになる。平凡を生きる事、時に退屈という人もいる。でも平凡で在りつづける事こそ非凡であり、それは難しい事のような気もする。人それぞれ日々色んな事があり、その中で何とか生きている。幸せに慣れてしまわない事が幸せ感を、沢山感じられる秘訣かも知れない。でも多くを望まず、今を生きる事に目を向けたら、今迄感じられなかった事も感じられるかも知れない。単調な毎日も決して、昨日と同じではない気がるけど、今日との出会い、大切にしたい。心を柔軟にしてぼちぼちと・追伸・病気についてのページに載せている、色んな事があっての私です＜終わり

  Sep 24, 2003

• 心のままに独り言‥今日は祝日、季節は秋へと

  今年の夏は日照不足で、なんとなくおかしい陽気が続き、８月の終わりから夏らしさが、勢いづいて・・異常気象はいう迄もないが、台風が日本をかすめて、一気に季節が動いたみたい。秋の訪れを感じる朝。秋の夜長、何をしようかな？ぼんやり自分の時間を過ごすのもいいね。私はギターの音に耳を傾けつつ、PCに向かっている。私のHPに遊びに来て下さってるみなさん、私を支えてくれてる全ての人へ、ありがとう。これからもぼちぼやっていかれたらと思います。季節の変わり目、お体に充分気をつけて下さいね(^^)v終わり

  Sep 23, 2003

• 心のままに独り言‥子供を捨てた母〔悲痛〕

  子供を山に捨てた母親！衝撃が走った。腎臓を患っていた男の子はまだ生きているのかな？薬を欠かせない事もそうだけど、どんな想いでその場に居たんだろう？何とも言い様のない気持ちで胸が痛い。そして親である前に人として、何故そんな事ができたのか？最近、親が子供を死に至らしたというニュースがやたらと多い。殺人事件も同じ様に増えている。人の命の重さ、命の尊厳。もう一度考えるべきだと思うけど。ものすごく安易で幼稚で身勝手な理由で、人の命が奪われている。どんな理由もそこには存在しない事は当然な事ではあるが・・世の中には、子供に恵まれず悩むご夫婦も多く居られる中で。子供は物ではない。まして所有物でもないという事を認識するべきだ。どんな命にも生きる権利がある。そうどんな惨忍な事件を犯した人間にも（矛盾を感じるけど）児童相談所や、各施設。子供を保護し預かってくれる場所は沢山ある筈。育児に息詰まり、もし育てて行く事ができない状況にあったら、その命を奪う前に、殺人者になってしまう前に、冷静に考えて欲しい。日本はまだそういう部分では遅れているのかも知れないけど、道は他にもある。私も施設である時期を過ごしたが、決してそこは暗い場所ではない。子供の立場で何が幸せなのか？せめそれぐらいは考えてるべきではないのか？常に弱者が犠牲になる不平等差に目を背けてはならない。広い意味で考えたら戦争もそうだけど。産まれて初めて抱き上げられた手によって、傷つけられたり、命を奪われる事は悲しすぎる。少しでもこの様な事件が減る事を強く願うしか、ただそれしかできないけど＞終わり

  Sep 22, 2003

• 心のままに独り言‥子供と向き合う時間

  登校拒否についてどう思いますか？学校へ行かない事は、罪悪ですか？私の子供も、登校拒否児でしたが、ひきこもりになる事は、幸いありませんでしたが・・中２になってすぐから、中学卒業迄、それは続きました。始めは、親としてショックでした。何でなんだろう？という疑問符で頭の中が一杯で、それなりに悩みもしました。学校行くことが当たり前だと感じていたのも事実です。そんな時、自分を振り返ってみたんです。私は家に居る事が苦痛で（虐待）学校に逃げていたから、ずる休みしたいなんて思う間もなく、ひたすら学校へ通っていて・・立場を置き換えてみたんです。そしたら、なんとなくだけど、学校へ行きたくないというか、行けない気持ちが解った気がして、学校へ行かないという事、それはかなり勇気の居る事なのかも知れないって思えました。居心地の良い場所は誰にでも必要です。登校拒否を罪悪と感じてしまったら、家庭の中に居る事も辛くなってしまう。私は、本人が学校へ行きたいと思う迄待つことにしました。また、家の中での仕事を与えてみたんです。買い物や、家事の手伝い・・母子家庭だった事もあり、私も助けられました（本音）それと会話をする時間を、日常的に増やしてみました。好きなアイドルの話題や、ファッション紙なんかを二人で見ながら、日々感じた事は、表情が明るくなっていった事。そして、週に一度の登校日（担任との約束）自主的に制服に着替え、数時間の事ですが、元気に行くようにもなりました。結局、高校進学に関しては、家庭で決めるという事になりましたが、中３の２学期の終わりから、定時制のパンフ等を収集したりして、本人が高校進学を決めました。中学に普通に通っていれば、部活や運動会、文化祭や遠足、そして修学旅行、楽しいイベントもあったはず。また楽しい思い出も作れた事でしょう。友達と過ごす何気ない時間も、何もかも引き換えに、私の子が得たもの？今年で22才になり、すっかり自立していますが、普通高と違って４年間の高校生活、無事卒業もしています。子供は子供なりに、何かを感じ生きていて、親としてじゃなく、時に理解者になる事も必要なのかも知れません。同じ視線で物事を見る事は難しいにしても、心を痛めてご苦労されている親子さんも多く居る事と思いますが、少しだけ心にゆとりをもてたらと思います。長い目で物事を考える事、また、親子が向き合えるチャンスだと、前向きに受け留める事ができたらと思います。今日の日記が少しでもお役に立てばと願いつつ・・＞終わり

  Sep 21, 2003

• 心のままに独り言〔情景〕

  　　　No1情景〔ゆるやかな時〕ゆるやかに過ぎていく時間の中で　二つ並んだマグカップに　束の間の安らぎを覚え無邪気な笑い声と　重ねた手のひらは　何よりもRealityのない現実だけどがむしゃらに何かを求め　生き急いだ日々も　隙間だらけの心もゆるやかな時間の中に　包まれてゆく穏やかに過ぎていく暮らしの中で　２本寄り添う歯ブラシに　照れくさい幸せを感じ優しい微笑みと　　触れ合うぬくもりは　何よりもSurelyじゃない日常だけどがむしゃらに何かを求め　生き急いだ日々も　隙間だらけの心も穏やかな時間の中に　答えがあるがむしゃらに何かを求め　生き急いだ日々も　隙間だらけの心もゆるやかな時間の中に　包まれてゆく　　No2オリジナルの色何も変わらないはずの　ありきたりの朝も窓越しに映る見慣れたはずの　街並みの風景も君と出会った　あの日からセピア色の写真が　僕達の色に　塗り替えられたんだ初めてクレヨンを　握りしめたあの日のようにそうさ！　これから始まる全ての事は僕達だけの　オリジナルに彩られていくよ　　No3自由と不自由さの狭間真夜中の静寂に包まれて　自分の呼吸を感じる時切ない程　不自由さが恋しくなるどれだけコトバを連ねても　埋め尽くせない心いつも自由と不自由さは　背中合わせで二人で居る　かたちだけの不自由さは独りの自由より孤独だとコトバを越えて　見えない不自由さに抱かれたいたったひとつの不自由さを　私の全てで愛したい最近は情景をテーマにした詩を、創る事が多くなりました。今日紹介した詩は、二年くらい前に創ったものです。詩は、いつか一人歩きを始めます。人の心の中で感じたままに。私は、子供の頃から詩を描く事が好きで、表現の仕方の一つだと思っています。また詩を紹介できたらと思います。ヨロシクです＞終わり　

  Sep 20, 2003

• 心のままに独り言（虐待について）

  連日の様に、幼児虐待という報道が流れている。表面化にようやく出てきた事を、私は遅すぎと感じたりしているけれど。昔は、自分の子供を可愛くない親なんて存在しないと、きっぱり言い切る無責任な大人が多かった。そして、そういうコトバで片付けられた私もその独りだったりして。でも、親になり切れない大人も存在する。当たり所の無い感情は弱者へ向けられる。人の中の身勝手さと、醜さなのかも知れないけど、弱者は無抵抗で、ただ耐えるしかないんだよね。助けてという悲鳴を飲み込んで・虐待されない方法を模索するだけ。感情という波に飲まれて振るわれた暴力は、その人間の自己満足にしか過ぎない。何故なら、そこに愛は無いから。手を挙げる事も時には不可欠だとも思うけど、挙げた手の平に痛みを感じなかった瞬間、それはただの暴力なんだよ。幼児期から、10年以上に渉る虐待。ガラス越しにぼんやりと見つめている感覚の自分が、今も心の中に居る。リアル感のない後景。でもそれは明らかに現実で、今日も何処かで起きている。親になる事に資格も試験もない。そこにはマニュアルもない。本能で、心で感じるしかないもの。愛する心。どうか、振りかざした手を見つめてみて。そこに愛はありますか？感情的になっている自分の顔、鏡に映してもう一度見て欲しいと思う。深呼吸して考えてみてそれは不可欠な行為？虐待が悪い事だという事は容易い。でも、根本的にどうしたら虐待はなくなるのだろうか？私と同じ様にしか過去の中を見つめられない子供達を・これ以上どうか増やさないで。そして、尊い命を奪わないで。生きる権利、それはその子のものだから＞終わり

  Sep 19, 2003

• 心のままに独り言‥道頓堀での事故・

  大阪の道頓堀で、死者が出たと報道で見たけど、みんなはどんな事を感じたんだろうか？18年ぶりの阪神優勝・盛り上がってたよね。実際、大阪のパワーと熱気は凄かったし、阪神ファンではない私でさえ、星野監督の胴上げシーンと涙に感動した。でも、その喜びも束の間、死者が出てしまったという報道を見て、なんとも言えない思いが、胸に走った。これから日本シリーズに向けて御堂筋のパレードも決まり、まだまだ夢を見れたのに、何故？？誰しもが危険な事は解っていたはず、でも喜びを全身で表現する事も素敵な事・すごく矛盾を感じるけど、命あっての事だよ。二度とこんな悲劇が起きない事を願いつつ・・そして忘れてはいけない事として、記憶に残したいと思う。阪神ファンの方、そうじやない人達も、今回の事件・・忘れないで欲しいと思うのは、私だけかな？＞終わり

  Sep 18, 2003

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