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アデノイド　再手術・・・

結局朝までうつろうつろしただけ・・・その間色々考えて、土曜日だけど大学病院に電話して受診できるか聞いてみた。昨年手術してくれた先生は病院を辞めて県外に行ったと聞いている・・・他にも耳鼻科の先生は7人いるのだが、新しい先生が担当になっているとのこと新しい先生ってのもひっかかるが、とにかくレントゲンだけでもいいので撮ってアデノイド再度肥大しているかどうかみてほしいと思った。幸い土曜日は交代で外来を見ているのだが、今日はその担当の先生も出ているとのこと土曜は予約ができないので時間がかかってもよければ診ていただけるとのこと・・・それを聞いてすぐに車で走ることにした。今日はパパも仕事休みの土曜（土曜の休みはあまりないため）昨日の呼吸の状態が続くのはもう見ていられないと車を走らせた。大学病院について耳鼻科の受診を長い時間待ち、ようやく順番が来て、中に入る。新しい先生どんな先生だろうか・・・カルテがあるから大丈夫だろうけどちゃんと引継ぎができているのだろうか・・・まずは先生に挨拶をして今までの経過を話した。今年の1月術後半年の検診後来ていないこと6月に風邪をひいたことから夜の呼吸が少し気になりだしたこと7月に小児科や近くの耳鼻科で診てもらったが問題なかったことそれでも夜の呼吸の状態が悪くなり8月にもう一度近くの耳鼻科で診てもらったがやはり風邪で少し腫れている程度だということ風邪ならいいのだが・・・その後風邪が治ってもずっと続く夜の小刻みな呼吸・・・昨年のように無呼吸にまではならないがまたきっと酸素濃度計ったら悪いに違いないそんな呼吸の仕方だった近くの耳鼻科で問題ないというのでずっと様子を見てきたが、毎晩寝てすぐは大きないびきで呼吸をして、眠りが深くなると舌が下がる舌根沈下になり、ますます息ができなくなる。朝方にはかすかすな息・・・先生に説明して、鼻と口、喉の診察をしてもらいレントゲンを撮りに行った。レントゲンの結果では私が見ただけでも以前（昨年のアデノイドのとき）より全然マシ・・・大丈夫かな～と少し安心していた。先生もレントゲンを見て「レントゲンを見る限りではあまり問題なさそうですね」というその言葉に少しホッとした。そして鼻からファイバーでのぞいてみると画面には（これがアデノイド？）というものが映った「アデノイド肥大しています・・・もう一度手術が必要になると思います」その言葉を聞いてショックより先に『やっぱり』と思った。ずっとモヤモヤ心配していたことがはっきりした・・・やっぱりアデノイド・・・ショックはショックだが、原因がわかっただけ今日ここへ来てよかった・・・先生は簡単に『手術』という言葉を使ったので「前の先生は手術するまで検討して沢山の検査をして、その上でしかたがないという状態で手術をしたのに今回は以前ほど無呼吸でもないのにもう手術ですか？」と質問した3歳から小学校に上がる頃までピークになるアデノイド前の手術はその3歳の前に肥大して無呼吸もあり、そのせいで漏斗胸にもなったことから手術したのだが、今回は無呼吸まではいかない小刻みな呼吸だがもう手術？なんとなくすぐOKできずいろいろ質問したまず先生がいうには3歳から肥大しピークはまだまだ先まである今でこの大きさなのでもう切ったほうがいい以前は2歳という年齢で手術までも慎重だったが、もう3歳になっていることで手術しても問題ない年齢切らずに小さくなるのを待つ場合もあるが、3歳でこの大きさだとさらに大きく肥大することも・・・先生の話しを聞いてとにかく夜の酸素濃度を計る機械をまた借りて検査し、夜の呼吸のビデオを見たりして検討することにした。今は風邪気味かもしれないので風邪がすっかり治って鼻の状態が戻った状態で酸素濃度を検査することに今日は機械を借りず、次回となった。パパはkouを連れて駐車場に・・・私は一人会計に向かった。一人になり、だんだん現実なんだ・・と思うと頭が真っ白になった・・・また入院・・・(-_-;)トボトボ歩きながら会計までの道のりが長く感じた。頭の中で1年前の光景が戻ってきた・・・また2週間入院か・・・そこでハッとした仕事どうしょう！！働いたばかりなのに2週間も休めない・・・言えない・・・どうしよう・・・仕事辞めることになったらどうしょう・・・そしたら上の子の塾も今月から申し込んだが行かせられない・・・やっと申し込みして喜んで行っているのにもし仕事を辞めることになったら塾も辞めないといけない・・・でも今回は仕事続けたい！辞めたくない・・・何とか長期お休みが取れたらいいのだけれど子供優先に考えてあげなければいけないのに・・・でも上の子も受験で大事な時期だし・・・仕事も辞めたくない・・・色々考えて、パパに「いつもの近くの耳鼻科へ行って、同じ状態で診察してもらおう！そこで同じこと言われたら手術決めよう！」そういって走った。いつもの耳鼻科では7月にファイバーで見てもらっているが、問題ないと言われていたでもこの状態でも問題ないというか診てもらいに行った。そして車を走らせ、事情を説明して診察・・・するとやはりアデノイドは肥大しているらしい。ここでは画像を見せてくれなかったが、絵を書いてくれた。喉の半分ぐらい肥大しているらしいでもまだ半分・・・手術まではどうか？という考え8割りを占めたら手術でも・・・というそれを聞いて上の子も大事な時期だし、仕事も今休めない、休みたくないしまだ大丈夫な状態なら、上の子の受験が終わり春に手術しょうと思った。パパとも話しをしてそうすることにした。アデノイドの手術はできるだけ伸ばしたいだってまた切っても7歳ぐらいまでピークになるのだし少しでも伸ばしたい・・・そう思って帰った。でもその夜も呼吸はひどい状態・・・ほんとうに春までもつだろうか・・・呼吸が苦しくなると気道確保して寝かせる・・・口をぐっとあけて口呼吸にさせる・・・なので朝方は喉もカラカラでかすかすな息をしている。肩やアゴを動かして息をしているこれでは熟睡もできないだろうついている私たちも寝不足の毎日・・・やはり手術が必要なら大学病院の先生がいったように3歳でこの大きさ・・・ひくまで数年かかる・・・それまでこんな呼吸だと漏斗胸もひどくなる・・・本当に涙が出る・・・どうしてもう一回同じ手術をしなくてはならないの？アデノイドの手術再手術した人なんているの？扁桃腺も取ったはずなのにその奥が腫れてきているらしいし、扁桃腺取った分まわりが腫れやすいとは聞いていたが、それもなんで一年で・・・本当に夜になると手術してほしいと思ってしまった・・・気持ちがまとまらない・・・どうしたらいいのだろう・・・

アデノイド手術決断まで

＝アデノイド手術決断まで・・・＝　1歳11ヶ月の時、肺炎で入院してから繰返し熱を出すようになった。2歳2ヶ月でまた肺炎で入院。睡眠時無呼吸があることから耳鼻科で検査したところアデノイド肥大と診断されました。アデノイドとは鼻の奥の突き当たりの部分で口の中からは見えないところだそうでレントゲンで発覚しました。アデノイドは個人差はあるが3歳ぐらいから大きくなり小学校に上がる頃までに大きさはピークを向かえ、痛みもなく次第に消えて無くなってしまうところなので普通「大きいだけ」では手術することはないそうです。アデノイドからくる合併症がいくつかあると4歳ぐらいであれば手術ができるとか・・・　　　　　　kouの場合早く大きくなってしまったってこと　レントゲンで見るとまだ喉も狭いなかでアデノイドが肥大している為、鼻からの空気の道が１ミリから２ミリぐらいしかなかった。ストローで息をしているような状態だという。また寝ている姿勢によっては鼻からの呼吸は塞がれた状態になり口呼吸となる。眠ると筋肉が緩み舌ベロが下がり、口からの呼吸も厳しいものになる。無呼吸になると５回ぐらいグッグッと息をしようとするができなくて６回目でプァ～ｯって感じで息をする・・・まるで水の中で泳いでいる状態になる。その為一生懸命息をするたび胸が凹み漏斗胸にもなっていた。この場合いびきが大きくなるといわれているがkouの場合、息をする力が弱いのか無呼吸になる方が多かった。　睡眠時の呼吸テスト、睡眠ポリグラフィーでも１時間１５回の無呼吸を数えた。無呼吸の長いもので最大１６秒呼吸が止まり、血液中の酸素濃度は９０％をきる８５％まで下がりとても苦しい状態だった。その度脳が常に起こされる状態で　９回／１時間　脳波上で浅い眠りになっていることから成長にも支障をきたすことがあるという。この検査結果も大人のデータでしか比較することができなかったが非常に悪い状態だという。まだ子供のデータは全国的に少なく比べるデータもないという・・・４歳以上ならまだおとなしく検査できるだろうが２歳でこの検査受けるだけでも大変なものでした。　脳波を取るのに頭や喉からいっぱい線をつけた。心電図用に胸からも線をつけて、鼻呼吸を検査するのに鼻に管をつけたり、無呼吸を調べるのに胸にバンドをつけて、指には血液中の酸素濃度を検査するSｐO2センサーをつけ、別の部屋から監視モニターを取られる。ただでさえ無呼吸になって苦しいのに器具をいっぱいつけて、胸のバンドは窮屈な状態でよけい呼吸障害になりそうだった。ゆるめてほしいと言ったがゆるめると機械が感知しないからとそのまま検査をした。最後頭にネットをかぶされ想像以上の検査でしたよくテレビで見る大人の睡眠時の検査の映像を見たことがあるがそんなものでなかった。子供まして2歳だから最初からつけることは暴れて泣き出すだろうから寝てからつけることになった。眠くなる薬を飲むと足腰フラフラになりおかしな状態になってびっくりした・・・しばらくするとわけのわからないことを言ったり、ぐずったり、泣き出したり・・汗だくになって必死で抱っこしていた。抱っこしていないと頭をぶつけたり倒れたりするのだ。そんな姿を見て怖くなった・・・ようやく寝付いて器具を取り付けだしたが、睡眠呼吸障害だと寝汗がすごいのでなかなか器具が汗で取り付けられない。冷房を１５℃に設定し、扇風機で風を送ってなんとか取り付けた時、目が覚め、器具の線を見て大暴れ・・・しかたなく線を外して座薬で眠らせ再び取り付ける・・・親も先生も大変だった・・・この病院でも脳波からすべて取り付けてやるのは2歳は初めてらしくできる限りでやることにした・・・途中で起きて暴れたら終了・・・なんとか朝まで検査できてよかったが・・・このような無呼吸などの合併症がある場合に４歳以下でも手術は行うそうですが２歳では全国的にみても積極的には手術はしていないそうだ。　耳鼻科を転々とわたり話を聞いても、インターネットで調べてみてもアデノイドの手術はやはり4歳以上の子が多く、小学生の子がほとんどでした。症状も中耳炎を繰返すから手術をしたというような感じのものもあり、kouのような沢山の合併症をもった２歳児はいなかったような・・・　先生も「よくこのような状態で２歳まで生きられましたね・・・このまま手術をしないでいても風邪を引いただけでとても危険な状態になる・・・手術のリスクも高いが、どっちのリスクをとるか・・・」と手術の必要性を話された。　手術事態は、口の中から器具を使いアデノイドをこそぎ取るだけの比較的簡単なものだという。ただ年齢が小さいと喉も狭いことや、すぐ後ろに神経や脳があることから完全には取り切れない。また小さい分、全身麻酔のリスクも高くなる。そして一番心配なのは術後、傷口からかさぶたがはがれる時にまれに起こる大出血や、喉が狭いことからかさぶたが気道にピタッと張り付き窒息などの危険性があるということです。　　　　　　　　　　　　　うちはまだ2歳だし・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　喉も小さいし・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　かさぶたがひっかかっても口ではまだ言えないし・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　とても心配でした。　　　　麻酔のリスクより術後の危険性の方が怖くて、せめて喉が大きくなる3歳ぐらいまで手術を待とうとしましたが、日に日に睡眠時の無呼吸の状態も悪くなっていき、また無呼吸からくる胸の凹み（漏斗胸）も悪化しているようにも思えてきた。段々週末毎に熱を出すようにもなりもう二ヶ月ぐらいクラリシッドという抗生物質とムコダインというシロップを飲み続けていた。一番辛いのは無呼吸になると頭の向きをかえて気道確保してあげないと息ができない為、親も子も眠れない状態が続いた。　それからアデノイドは耳の近くまで腫れていることから『滲出性中耳炎』も考えられるという。　　　　　　（言葉が遅いのはそのせいか・・・）滲出中耳炎になると鼓膜の中に水がたまった状態なので音もボァ～ンボァ～ンと聞こえるらしい。ほおっておくと軽い難聴になることもあるという。　先生からの説明を受け本当に迷い悩みました・・・まだ2歳ということで全国的にも少ない手術・・・扁桃腺はなんともないのにアデノイドを切ると今度は扁桃腺が腫れてくるとのことで扁桃腺もセットで切ること・・・耳も水がたまっているだろう・・・という予測で全身麻酔をかけたついでにチュービングをするという・・・チュービングとは鼓膜を切開し中の滲出液を出し溜まらないようにビーズみたいな管を鼓膜の中に埋め込み、中と外の空気の換気をするという。チュービングは年単位で行うらしい。普通は２，３年だそうだ。チュービングについては「アデノイドを切るとたまった水も乾いていくからチュービングまではいいのでは・・・」という耳鼻科の医者もいたのでそこのところを質問すると「アデノイドを切っても鼓膜の中の水はすぐに乾いた状態にはならない、時間がかかる。言葉を覚える大事な時期だから・・・」と予防的に一年間だけチュービングをするという・・・アデノイドは覚悟していたが、扁桃腺やチュービングについても本当に悩みましたが一日も早く楽にしてやりたいと思い、医者の言葉を信じこの子の生命力にかけることにしました。　8月7日にアデノイド切除手術、扁桃腺切除手術、鼓膜切開チュービング３つの手術をします。

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アデノイド 再手術・・・

アデノイド手術決断まで

アデノイド　再手術・・・