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「『交隣須知』の日本語」 斉藤明美著 至文堂
『交隣須知』とは、江戸時代から明治時代にかけて日本で最も広く用いられた韓国語の学習書。 韓国との交流で、通信使とのコミュニケーションのため、当時韓国語の必要性は非常に高かったと思われる。 『交隣須知』は200年間にわたる活き活きとした会話体を記録したものであるので、日本語史を研究する為にも、日本語と韓国語との対照研究をする為にも最適な資料となっている。 2002年9月2日付朝日新聞「ひと」欄に著者が掲載された。 この本の帯もすごい。韓国語を習ってる人ならNHKハングル講座のテキストを一度は手に取ったことがあるはず。 そこで目にした先生(教授)の名前がずらりと並ぶ。 ただ、本書は著者の博士論文に基づくもので、ちょっと難しいかも。 この著者、実は私の恩師である。 ミーナが青春を送った埼玉の高校の現国の先生だった。 そして、ほぼ同時期に韓国に来ていたことがわかった。 この先生は、数冊、本の出版をしているし、雑誌にも掲載していた。 「同姓同名だ~」などと単純に考えていたら、ご本人だったことが数年後にわかり、さっそく連絡して再会。 今は大学の学科長もつとめる教授なんだけど、今でもとっても気さくで、私を十数年前に引き戻してくれる高校の先生の顔のままだった。(いろいろとお話し、パンマルこそ使ってないけど、ずいぶん、甘えた生意気な言葉使いをしてました。*^^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.08.13 13:47:15
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