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カテゴリ:翻訳・通訳の仕事
前にも書いたかもしれないが、「原文、書き直しましたので、送り直します!」と言ってくるクライアントって時々いる。
事務所も事務所で、言われた通り、そのまま私に送ってくる。 ワードの「変更履歴の記録」を使って、吹き出しのようになっていた時はホントになんというか腹まで立ってきた。 今日は日本語と韓国語が混ざっていて、韓国語の部分だけ訳せという。さらに追加があったので「原文を送り直した」という。 ここで披露してしまうが、依頼された翻訳は翻訳機にかけるので、日本語が混ざっていると全ておかしくなってしまうし、追加があったら、初めから見直さないといけない。 「後の方を追加したから、まだまだやっていないだろう」と考えているのかもしれないが、飛んでもはっぷんだ。 初めのを捨てて、翻訳機にかけ直し、チェックし直さないといけない。 翻訳機にかけるなんて、翻訳家としてどうなの?と思われるかもしれないが、英日翻訳者は「トラドス」というソフトを使えるのが常識のようになっている。 韓日翻訳ソフトはまだまだアホ(改良の余地大)なので、タイプする手間を多少短縮するくらいの能力しかない。 私のPCに入っているのもOCN自動翻訳くらい。 こいつが訳した文と原文とを画面に2分割して比較しながら作業していくのだ。 原文を書き直されるのが大変な作業だと翻訳事務所が知らないっていうのもおかしいが、「今度、もし、原文を変えたら1.5割増しにします!」と言ってみたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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