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カテゴリ:翻訳・通訳の仕事
翻訳していて知ったのだが、北朝鮮では「しょう紅熱」が流行っているらしい。
しょう紅熱とは、熱が出て、発疹ができて、感染るらしい。 若草物語でベスがかかるのが「しょう紅熱」。 今では抗生物質で治るらしいが、薬剤もないし、栄養もとれないため、北では猛威となっているらしい。 猛威といえば、ノロウィルスも猛威。 吐瀉物からの空気感染とは・・・恐ろしすぎる。 「ノロ」といえば、私は、はじめ、「鳥インフルエンザ」ならぬ、「鹿インフルエンザ」かなんかの病気だと思っていた。 なぜ、「鹿」かと思ったかというと、韓国では「ノル」という鹿がいる。 ↑↑ ま、普通の鹿なんだけど・・・。 この「ノル」が日本語で「ノロ鹿」と訳されているからなのだ。 韓国語では、他に「サスム」という言葉もあって、こっちはもうちょっと大きい鹿を指すらしく、サンタが乗るルドルフも「サスム」なのだ。 あれは「トナカイ」!!って、ツッコミたいところだが、言葉の観念というか、枠・範囲というかなので、外国語と日本語で指す対象が違う、といったところで仕方がない・・・。 ところで、タイトルの「セーボン・マーニ・パドゥセヨ」は韓国語の新年の挨拶だが、これって、私的には、挨拶の最後、別れる時にいうイメージがあった。 つまり「良いお年を」という年末の挨拶のように。 ※韓国語のこの挨拶は年末から使える。 ただ、絶対、「最後」(別れ際)の挨拶とは言い切れず、会って最初に「セーボン・マーニ・パドゥセヨ」って言っても良い。 ただ、私が感じた・経験した使い方では多数という意味。 これも翻訳の仕事だったのだが、某タレントがファンに新年の挨拶をしていた。 「アンニョンハセヨ」で始まり・・・今年はドラマで活躍します。応援よろしくお願いします。 (中略) 「セーボン・マーニ・パドゥセヨ」・・・で締めていた。 最後に「明けましておめでとうございます」とは訳せない。 翻訳では「今年も良い一年をお過ごしください」と締めて、念頭の「アンニョンハセヨ」を「明けましておめでとうございます」に変えてしまった。 同じ新年の挨拶なのに、逆に「明けましておめでとうございます」は、なぜ、最後に言えない挨拶なのか・・・ また、「良いお年を」はなぜ最初に言えない挨拶なのか・・・ こんな疑問も抱いた仕事始めであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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