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カテゴリ:翻訳・通訳の仕事
この日の日記にちょっと書いたんだけど、今、カトリック系の翻訳をしている。
これがちょっとくせ者・・・。 第一に、ゆっくり、いつでも良いと言われている。 こういうのは、心理的にいって後回しになる。 第二に、用語。 まずず、カタカナ。 韓国語:ピオ9世日本語:ピウス9世 韓国語:パオロ日本語:パウロ それから漢字 韓国語:補購日本語:贖罪、罪の償い 韓国語:痛悔日本語:告解、罪の告白(ただし、宗派によって呼び方は多少違う) 韓国語:聖母頌日本語:アヴェ・マリア 最後の「アヴェ・マリア」って訳したはいいけど、どういう意味かと思ったら・・・ 「こんにちは、マリア」だって・・・。 (知ってました??) 「アーメン」は「本当に」とか「その通り!」っていう意味っていうのは知ってた。 ちなみに「オーメン」は「不吉な前兆」 あ、だから、つまり「アヴェ・マリア」とは、マリア様に捧げる祈りのこと。 去年だっけ??映画「美女はつらいよ」の歌の歌詞に「マリ~ア、アヴェ・マリア」っていうのがあって、今、耳にリフレインして離れない・・・。 米原万里さんの「通訳は世界で一番古い職業」説のお話しを思い出したが、ヘブライ語から他の言語への翻訳ですでに間違っていることも多いんだろうな~。 さらに、日本語、韓国語となると、誤訳は必須といったところか。 しかも、ヘブライ・ユダヤの風習や常識を知らないもんだから、誤解も必然。 「処女受胎」っていうのも、「未婚者の妊娠」くらいの意味しかないっていうのも聞いたことがあるし・・・。 「キャメル」には「綱」っていう意味があって、「ラクダ」が針の穴を通るのではなく、「綱を針の穴に通す」ことだった、というのも聞いたことがある。 そもそも、なんでラクダが針の穴を通らなくちゃいけないわけ?? でも、「綱」なら「糸」と比較できるし、納得できる。 ちなみに世界で最古の職業は、一般的には「売春婦」と言われている。 通訳はバベルの塔以来の職業と言いたいところだが、神殿で神との疎通を図るのが通訳。 でも、その神殿での捧げ物の見返りに女性が身体を与えたっていうのだから、人類歴史とは・・・はあぁ・・・なんとも、奥深く、奇々怪々なものである。 そして、次に古い職業は王族・貴族だそうだ。 とにかく、アヴェ(アンニョン!)・マリア様、この翻訳が無事+早く終わりますよ~に! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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