「宣戦布告『No』と言える日本経済」 石原慎太郎著
「宣戦布告『No』と言える日本経済-アメリカの金融奴隷からの解放-」石原慎太郎著 一橋総合研究所きのうの「弟」つながりで隣のこの本を私の本棚から取り出してきた。ドラマ「弟」は日本の実家の母が録画しているようで、後から見せてもらえることになった。(さすが!母の世代!)本書の前に出版された『「No」と言える日本―新日米関係の方策』は、ベストセラーとなったし、「NOと言える」っていう言葉も流行ったので、読んだ人も多いことだろう。私は存在だけは知っていたという程度で、ソニーの盛田氏との共著というのは今回、初めて知った。さて、本書だが、経済の本なので、非常に難しいのだ。たとえば、デリバティブ、ドルペッグ、ヘゲモニー、ファンド、タイド・ローン、ボンド、ポートフォリオ・インシュアランスなどなど、経済用語を含めた片仮名が注釈もなしに連発されるので、それなりの基礎知識は必要。アメリカの対日本経済政策には気をつけよう!ってことはよくわかった。^^そうそう、アマゾンで「Noといえる」(「Noと言える」ではなく)で検索すると「NOといえる教科書―真実の日韓関係史」藤岡 信勝 (著), 井沢 元彦 (著)という本がヒットした。韓国に暮らす私としては、こっちの方がおもしろそうだ。1680円だけど、文庫になるのを待って買いたいと思う。井沢氏は日本はもちろん、韓国にも中国にも詳しい、私の好きな作家の一人である。韓国を中華思想にかぶれていると書いていた。もちろん、それは「批判」なのだけれども、そういう面を改めて、学問的な解明のために冷静さをもってほしいということを主張しているので、「そりゃ、そうだ」と納得できるのである。『宣戦布告「No」と言える日本経済』には韓国語はまったく出てこないけど、ここで、いきなり、問題!!以下の日本語を韓国語にしましょう!!1 格付け会社2 円安3 円建て4 外為法5 外貨準備高6 貸し渋り7 両替8 頭取(銀行の)9 合併事業10 公共料金11 国営企業12 不良債権正解は下のコメントで!!