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ブログ版 南堀江法律事務所

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Bar UKからのお知ら… うらんかんろさん

Headline News

2006/12/27
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カテゴリ:判例、事件
ここ数日、いつにも増して、新聞報道などで注目される重大事件の判決が出ている印象を持っている方はおられないでしょうか。

日経新聞から拾ってみます。26日の夕刊によると、この日だけでも、
耐震偽装問題で、姉歯元建築士に懲役5年の判決(東京地裁)、
奈良の「騒音おばさん」に対し、1審の懲役1年を上回る1年8月の判決(大阪高裁)、
名張毒ぶどう酒事件で、死刑判決に対する再審(裁判やり直し)決定を取り消す決定(名古屋高裁)、
と刑事事件だけで3つの注目判決が出ています。

これらは、時期的なものにもよると思います。
重大案件として年内に結論を出したい、裁判所は役所だから、暦どおり30日まで(今年は30日が土曜だから29日まで)開けてるんだけども、ただでさえ忙しい年末ギリギリまでそういう重要案件を引っ張っていたくない、という考慮が働いて、いよいよ年末っていうその一歩前に判決を出した、そういったところだと思います。

実際、毎年、12月24日や25日に重要判決が出ることは多いです。これを「クリスマス判決」と呼ぶ人もいます。

今年は24日は日曜日でしたが、25日の判決を新聞で見てみますと、
看護師が勤務先病院での勤務が原因で化学物質過敏症になったとして勤務先病院を訴えた事件で、病院側に賠償を命じる判決(大阪地裁)、
国会議員が週刊文春の記事が名誉毀損だと訴えた事件で、文春側に対し賠償を命じる判決(東京地裁)
と、民事事件で注目の判決が出ています。

当事務所では、今年はさいわい「クリスマス判決」を聞かないといけないような案件はありませんでした。
しかし、勝訴や和解で勝ち取った金銭の振込みが年末の一歩手前に行われる「クリスマス振込み」が相次いで、(それらのお金は年内に依頼者に渡したいので)その処理で少し慌しくなりました。
さて、そんな感じで、当事務所の業務は本日27日をもって終了します。

年末年始休業中(1月4日まで)も、当ブログのほうは折に触れて更新していくつもりですので、正月のヒマなときなどに覗いてみてください。





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Last updated  2006/12/27 03:38:42 PM



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