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カテゴリ:判例、事件
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33333ヒット目の読者さん、ご報告メールをありがとうございます。 ブログの内容に関係のないメールも歓迎しております。 さて、今朝の日経、社会面の小さい記事ですが、見出しは 「隣の女子大生のクッキー食べる」 それで逮捕されたと。えっ何罪? と思ったら、酔っぱらい防止法違反です。 夜11時ころの京阪電車の中で、隣に座っていた女子大生に肩や太ももを押し付けたりしたり、さらにクッキーも食べたらしい。 しかも逮捕されたのは警察官だそうです。 以前にも酔っぱらい防止法の事件について触れましたが(こちら)、このときも捕まったのは警察官でした。 クッキー食べて逮捕なんて、記事の内容は滑稽ですらありますが、被害者の女子大生は不快だったでしょう。 私自身、京都の司法試験予備校で講師をしている関係もあって、夜の遅い時間に、京都から京阪で大阪に帰ってくることがよくあります。 特急の2人がけのシートに座って、大阪までの約45分間、一仕事終えたあとのホッとした時間を過ごすのは心地よいものです。 周りの席の人たちも似たような状況なのでしょう。寝入る人もいるし、こっそりとお菓子を取り出して食べたりしている人もいる。 で、そんなホッとしてるときに、横に酒くさい息をした酔っぱらいが座って、体を押し付けてきたり、お菓子を取り上げられたりしたら、それはもう、物すごく不快でしょう。 警察官の仕事も大変なのは分かりますけど、仕事が終わっても、自分たちは社会の規範を体現する存在なのだということを、忘れないでほしいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/06/14 12:59:31 PM
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