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カテゴリ:日々のできごと
NHK大阪ホールで行われた「ちゅら舞紀行」を見て来ました。
少女ばかりの舞踊集団「花やから」の公演に、「琉星太鼓」が参加している舞台でした。 この舞台を見るまで、「花やから」についてほとんど知らなかったのですが、とってもとってもよかったです! 上は20歳から、下はなんと4歳までの少女達が見せてくれる沖縄舞踊。楽しそうに踊っていましたが、その踊りの完成度の高さは、彼女達がどんなに厳しい訓練を積んでこの舞台に上っているのかを感じさせて、なんだか目頭が熱くなってしまいました。「年をとると涙もろくなる」なんていうけれど、それは一つの情景の後ろ側にあるドラマを感じられるようになるからなんでしょうね。 下半身が鍛えられないととてもできないような動きを、軽々とこなす彼女達。6歳くらいの女の子が、コサックダンスのような動きで舞台中を動き回っているのは本当に驚いてしまいました。この公演は生徒達にみせてあげたかったなあ。同世代の子供達のプロ根性溢れる舞台を見たら、きっと感じるところが多いと思います。 特に、今担当しているクラブの夏の大会への挑戦を通して、生徒達がたくさん壁にぶつかりながらも成長していく様をみていたので、今目の前で踊っている彼女達の笑顔の裏には、もっともっとたくさんの壁を乗り越えて来た「自信」がみなぎっているように思えて、感慨深かったです。 琉星太鼓の方は、男の子がいただけあってダイナミックで素敵でした。途中で獅子舞が出てくる場面があったのですが、この獅子舞の動きが今まで見たことないほどのパワフルさ。しばし目を奪われてしまいました。 公演が終わって帰ろうと出口に向かうと、お客さん達を見送る彼女達の姿が。日々を完全燃焼させながら頑張っているであろう少女達の顔は、この上なく生き生きとして輝いていました。 「一生懸命頑張る子供達」の持っている力って、計り知れない。彼女達の持つ「純粋さのエネルギー」に、すっきりと心を洗われて、さわやかに会場を後にしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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