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カテゴリ:日々のできごと
昨日の話ですが、昨日まではスクーリング話が続いていたので、今日の日記として書きます。
大阪ローカルだと思うのですが、「せやねん!」という番組があります。土曜日のお昼に家にいたら、たいていこの番組を見てます(ちなみに日曜のお昼は「えみぃSHOW」です^^) この番組に「嗚呼! ニッポンの兄弟」という、とっても好きなコーナーがあります。幼い兄弟の願いを、若い芸人(かつては中川家でしたが、今はチュートリアル)がかなえる、というコンセプトのコーナーです。 変に大人びてる子供も増えている中で、このコーナーに出てくる子供たちは、本当に子供らしくて、見ていてほっとするのです。その中でも、昨日出ていたおこちゃま達に痛く心を洗われたので、思わずご紹介! 7歳の女の子と3歳の男の子という、仲の良い姉弟だったのですが、このお姉ちゃんの願いが、「風船100個を体に付けて空を飛びたい」というものだったのです。 「空を飛んでどうするの?」との問いに、 「高く登って、雲の上で遊びたい。そして、夜になったら、お月様まで行って、ほんまにうさぎがおるか調べんねん」 この台詞を読んだそこのアナタ! ニコニコ顔になってませんか? そういうこと、子供の頃に一度は思いましたよねー。VTRを見るスタジオの芸人さんたちも、みーんな目尻が下がってました。 彼女の願いを受けて、風船専門店に風船を買いに行き、ヘリウムガスを調達に行き、100個膨らませてみるのですが、結果は当然ながら飛べません。「もう100個つけたら飛べるかも」というお姉ちゃんの言葉に、さらに風船を100個調達して、同じように膨らませてみるのですが、やっぱり駄目でした。 このコーナーの好きなところは、子供の願いを門前払いせずに、ちゃんと言う通りにやってあげるところなんですよねー。自分の願いを叶えるために、大人たちが奔走しているのが嬉しかったのか、「飛ばれへんかって残念やな」と言われると「飛んだで!」とキラキラした目で答えていた女の子。その心底嬉しそうな表情に、こちらの心まで純粋になっていくような思いがしました。(ちなみに、風船だけで飛ぼうと思ったら、2万個の風船が必要だそうです^^;) 子供の夢を守ることって、大人にとってもいいことがたくさんあるんですね。 こんな女の子が育っているのは、やはりお母さんが素晴らしいからなんだな、と思ったのが、「いざ風船を買いに出発」という時に、お姉ちゃんと弟君が、それぞれお母さん手作りの「お守り」だという、布でできたかわいい人形のブローチを付けていた場面。 このコーナーには、親御さんは一切出てこないのですが、子供たちが夢を叶えにいく、という場面に、こんな形で応援の心を伝えるお母さん、とっても素敵だと思いました。きっと、日頃から、子供のいう、大人から見たら「そんなわけないよ」と言ってしまいたいようなことも、一言一言大切に受け取って、愛情ある言葉で返してらっしゃるんだろうな。だから、こんな女の子が育つんだろうな。 子供でいられる時間は過ぎてしまえばあっという間。その間に、想像力の翼を思う存分広げされてあげられるかどうかは、多分に大人の責任なんだなー、と改めて思いました。 ああ、私もたまには「風船をつけてお空を飛びたい」なんてことをつぶやいてみようかしら。(病院に連れて行かれますな^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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