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カテゴリ:日々のできごと
テストの採点は昨日やっと終わりました。しかし、提出物チェックはまだまだこれから。来週の仕事の予定を考えると、休日出勤してでも提出物チェックは片付けないといけないだろうなあ…と思案中。平日でてきぱきと仕事を片付けられたらいいんですけど、まだまだ要領の悪い私です。
さて、次なる行事は運動会。6月に運動会? と言われることが多いのですが、最近は秋の文化祭と行事を分散するために、一学期に行われる学校も増えてきているんです。 既に、各種目に出場する選手決めも終わり、次は学級旗作成。運動会のオープニングの入場行進で、各クラスの先頭で掲げられるものです。大判の綿の布の端に、棒を通せるように、5センチ幅で折り返し、ミシンで縫う必要があったのですが、その仕事が私なんかよりずっと忙しい女性の先生に回りそうだったので、「私がやります」と布を預かりました。 最初は、被服室のミシンでも借りようかな、と思ってしばらく置いていたのですが、なれない被服室のミシンを使うのもイマイチかな、家に持って帰って縫うか、と布を鞄に入れていると、相方の担任の先生が 「妹さんに縫ってもらうんですか?」 とおっしゃるではないですか!! 「いえ、ミシンかけは私の方がずっと上手です」(←本当) と断言して持って帰りましたが、なんだか腑に落ちない。 一時期自分の弁当を作るついでに、妹が私の分まで弁当を作ってくれていたのをご存じだったので、 「妹は料理好き」 ↓ 「家事ができる」 ↓ 「縫い物もできる」 という連想につながったのでしょう。 思い起こせば、この「料理好き」のおかげで、妹は数々の「美しい誤解」を受けてきました。 以下は、妹が実際に言われたことのあることば。 ・「ビーズアクセサリの作り方教えて!」(「絶対作れるはず」と思いこんでの依頼。妹はビーズの編み図の解読さえできません) ・「イラスト上手なんでしょ?」(妹はめっちゃ絵が下手です) ・(着る服がない、という妹のぼやきに対して)「縫ったらいいじゃないですか~」(妹は「型紙通りに布を切る」こと自体、めっちゃ苦手らしいです) などなど。 どうも、世の中のイメージで言うと、「料理」は家事全般を代表するスキルで、それができる人は「器用」「なんでもそつなくこなす」と思われている節がありますね。 妹はO型らしく、おおざっぱで緻密な作業はとっても苦手。「料理」「編み物」は、おおざっぱだからこそ向くのだ、と妹は言います。 たとえば、料理でレシピ本を見て、そのまま作ることはない、といいます。冷蔵庫の中身を考えて、かなりのアレンジを加えるそう。「編み物」も、編んでいて途中で編み図と多少ずれてきても、「まあいいや~」と編んでいくうちに、なんとか形になるのが魅力だ、といいます。 一応A型人間の私は、初めての料理は取りあえずレシピ通りに作らないと不安だし、編み物も編み図と違っているところに気づいた時点でほどいてやり直します。だから続かないのかな~。 逆に、妹が苦手とする「ビーズアクセサリ作り」は、一時期かなりはまりました。まさに「編み図通りに編む」というのが楽しかったのです。「ソーイング」も、型紙通り切って、ミシンでつなぐと服になる、というのが面白くて、ほんの数着ですが作ったことがあります。 いわゆる「家事」は、そりゃあ人様に胸張って「得意!」と言えるほどのものではないですが、決して「全くできない」わけではありません。一人暮らしの経験もあるし、無職だったときは家事全般を担っていたし。 しかし、妹が「美しい誤解」を全て持って行くのに対して、私は妹との対比で「何にもできない」と思われがち。…なんだかめっちゃ損してる? 今回の旗作りは、「思ったほどできないわけじゃない」と、職場の方々に知らしめるチャンスかも! 私にだって、いわゆる家庭科的なことが少しはできるんだい! 感動的に美しい縫い目で縫ってきてやる! と布を持って帰ってきたら… その布、既に縫われてました orz なんでも、学年ごとに依頼するのをやめて、家庭科の先生に一括依頼をしたそうで、縫い上がったのが私の机の上にバックされていただけだったのでした。な、なんて紛らわしいことをしてくれるんだ(涙) そんなわけで、「イメージ挽回」にはつながらなかったものの、こうやってブログのネタになったんだからいいか、と自分を納得させる私なのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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