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2005年11月02日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今年9月から、毎週水曜の夕方1時間だけ
塾を経営している仲間からの相談を受け
知的な障害を持った子の個別指導を受け持っている。
いま、小学校6年生だが、知的には1年生程度か??

相談を受け、初めて本人と会ってみて思ったのは
やはり、国語や算数を学習するよりも
生活に即した知識・能力を高めて行ってあげられるように
生活単元的な活動が大切だろうナ...と!!

しかし、お母さんに塾での対応の希望を伺うと
「読み書き、計算が人並みに出来るように」
「出来れば、専門学校あたりを受験させたい」
5年生まで普通学級で授業を受け続けており
今年度から、発達学級のある小学校へ転校したとのことで
本人の障害について、どんな理解・受容が出来ているのか???

個人的に相談を受けたのなら
まずきっと、この子に何が大切なのかを一緒に考え直し
「地域で生きる力」を育てる方向に向かいたいのだが
塾として受けた以上、「勉強を教える」必要が有るとのこと...
自分の中に、多くの葛藤を抱えながら
今日も授業に取り組んで来た!!

「学ぶことは楽しいことだ♪」と思ってくれるよう
ひたすら笑顔で接し、「大丈夫、出来るよ!!」
今日も笑顔であいさつして帰って行ってくれた...
どんな思いを胸に抱えて行ってくれたんだろう???

いつまで、この塾に通って来てくれるか分からないが
歩みのユックリな彼に合わせ
許される限り、ジックリとつき合わせてもらおうと思っている...
ステキな機会を与えてくれて、ありがとう!!





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最終更新日  2005年11月02日 22時54分39秒
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