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2006年11月23日
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カテゴリ:キャンプ
今回は、千葉県君津市久留里のホウリーウッズキャンプ場で3泊4日のキャンプである。

早朝、4:00(こんなに早く行く必然性はなかったと後でわかる・・・。)
出発してアクアライン経由で君津ICより久留里へと行くはずだったが
降りるところをまちがえて途中一般道より国道410号線を久留里方面に向かう。

久留里の駅周辺に名水を汲める小屋があり、そこで飲み水を調達。多少硫黄の香りは気のせいか?
久留里駅名水
途中少し迷ったが6:50現地着。
DSCF0004.JPG
まだ薄暗い当然管理棟は無人。
DSCF0016.JPG
連絡をとって7:00にチェックイン。

11:00前なのでデイキャンプ料金3150円が加算され、3泊分とお餅つきイベント参加料600円とで
合計19500円。一月前に電源のあるカーサイトを予約していたのだが、
フリーサイトの方が景色も良いし、それほど寒くないというのでそちらに変更してもらった。
今日は我々一家のみという。
貸しきり状態だ。
こんなに早くに着くとは思っても見なかった。

明日も一組のみ。何という幸運。スマイル

でも今日の天気は曇りのち弱い雨。
大急ぎで設営しようと荷下ろしをしていたら
管理人さんがのんびりと現れて「昼過ぎまで多分大丈夫ですよ」とアドバイス。
クヌギの葉のお陰で多少の雨でもそんなに濡れないという。
たしかに見上げると葉が幾重にも重なっている。
DSCF0076.JPG
地面がまかれたウッドチップでふかふかだ。
DSCF0077.JPG

そのままこのキャンプ場の四方山話で花が咲く。
あまりに話し込んでしまい、見かねたパパから設営の催促が・・・。

それにしても広い。
DSCF0007.JPG

管理人さんによるとさらにこのキャンプ場をかこむクヌギ林すべてが
私有地であり、隣のキャンプ場や近隣のゴルフ場や山林をも所有しているという。
想像以上の贅沢なキャンプ場である。
飄々とした風情の管理人さんではあるが、代々続くかなりの大地主らしい。
いろいろなお話を伺いながら
この広いキャンプ場を散策してみた。
3代前に植林されたものらしく、クヌギ、椿、山茶花、楢、樫などが植えてある。
DSCF0015.JPG
DSCF0022.JPGDSCF0025.JPG
DSCF0014.JPG

所々にさまざまなきのこがあったりする。
DSCF0021.JPGDSCF0017.JPG
当然椎茸は隣の敷地で栽培しており、グラム200円で販売している。
肉厚なので炭火焼にし、レモン醤油でいただいたのだが
普段椎茸をたべない子供が競い合って食べた。

昼ご飯は軽く済まし、またまた場内を散策しまくる。
有料の薪もあるのだが、たくさんの枯れ木が落ちていて拾わぬ手は無い。
子供らと遊びながら薪拾いをした。
集めたものをパパと息子とで空手キックの薪割りである。
DSCF0035.JPGDSCF0037.JPG
けっこうな量の薪ができた。スマイル

2時半にウェルサンピア君津に行く。
キャンプ場から車で7分のところにある厚生年金の保養施設のお風呂だ。
割と綺麗な施設だ。ジャグジーとサウナがある。
管理人さんによるとお風呂と食事のセットがお得でお勧めらしい。
我々は始終お風呂のみの使用であったのでお食事のおいしさは結局わからずじまいである。
初日になんとかゆっくり骨休めができてやれやれだ。
今回は設営に手間取ることも無くたんたんと作業をこなせるようになったせいか
以前ほどめちゃくちゃ疲弊することはなくなった。
細かいことを言えばたくさんあるが、この際は目をつぶることにした。

早めの夕飯の支度をすませ恒例の焚き火タイム!
着火するのに手間取ったが、なかなかいい感じの出だしである。
薪に多少の湿り気があり、煙で皆むせることむせること!
かなりの時間を要してようやく炭火らしく落ちついてきた。
遠赤効果で皆ほっぺが真っ赤だ。
夕ご飯のメニューは炭火焼きステーキだ。
キウイと味噌に前もって漬け込んでいたサーロイン。噛むとえらくトロトロである。
炊き立てご飯と一緒に禁断の食感だ。
この時ばかりは、ローフード解禁である。
焼きたて椎茸は子供に奪われて口にあまり入らなかった・・・。しょんぼり

至福の時間はあっという間に過ぎ、
なにやらぽつぽつと雨の音。
大急ぎでタープのなかへ移動だ。気温も結構下がってきた。温度計を見ると6度だ。
あたりも急に暗くなってきた。
雑木林にいると日が落ちるのが本当に早い。
ガスランタンが心なしか暗い。
タープの中にいても辺り一帯の森の静けさと闇が迫ってくるようで
結構怖い。
昼間、あんなに喜んでいた貸しきり状態も
夜はかなり心もとない。
みんなでトランプでもしてないと静けさに飲み込まれそうだ。
夜はババ抜き!
だんだん雨音が心なしか強くなってきた。
身体が冷えないうちにテントに移動する。

今回は暦の上での冬のキャンプということで防寒にだけは気をつけた。
とはいってもマミー型シュラフは値段が高くて、おいそれとは買えないので
その代わりにダウンの大判のコタツ布団を持ってきた。
空気を抜けばまあまあ我慢できる大きさになったが、けっこう手間取った。
おかげで初日の寒さは軽くクリアできた。
勿論テントマットの上に2ミリ厚の大判アルミマットさらにインフレ-タ-マット、
そしてシュラフを敷き布団にしてカシミア入り毛布にダウンのコタツ掛け布団である。びっくり
こうやって書いてみるとかなり恥ずかしい。
でも今回は買うひまもなかったし、寒さには変えられない・・・。

横になってしばらくしたら、雨音がひどくなってきた。
一瞬、2度目のキャンプの悪夢が脳裏をかすめたが
今更そんなこともないだろうと言い聞かせながら目を閉じた。

娘の声で夜中にトイレに起された。
ほとんど目を瞑っているだけのような眠り方なので
ちょっとの異変にも敏感に反応する。
やはりあの事件のトラウマかもしれない。
パパと一緒に暗い雨の中、懐中電灯に傘を持ち真っ暗ななかにふたりは消えた。
ここのキャンプ場は、高規格キャンプ場と違って
夜でもトイレの周辺に明かりがない。
暗くなってからの用足しは大人でもかなりの勇気がいる。
雨が降ればなおさらだ。

2人がこの暗闇で戻ってこっられるか心配になり
テント入り口に置いてあったガスランタンに点火した。
案の定かなり暗くて大変だったようだ。
テントの明かりをたよりになんとか戻ってこれた。

今時めずらしいキャンプ場だが、あえてこういうスタンスでいるのだという。
だからといって決して汚いわけではない。
必要最低限の管理はきちんとなされている。
場内の手入れもまたしかりだ。

場内にある炊事棟もその1つだ。
炊事棟の建物は見る人が見れば驚くような
柱を惜しげもなく使っている。
まともに建てたら軽く600万はするという炊事棟だ。
考えられない贅沢さだ。
自前のケヤキの柱がそこいらに転がっている。
しかも無造作に・・・。
高級旅館の露天風呂の屋根や柱に使うような素材である。
まあ、ここは知るひとぞ知るというキャンプ場なのだ。

実はかなりの大盤振る舞いのオーナーだということが
結局あとになって判るのだが・・・。













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Last updated  2006年11月27日 17時54分54秒
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