インド周遊9日間旅行記(7)【ダージリン/タイガーヒル編】
インド旅行5日目、ダージリン2日目のこの日は、夜明け前から活動開始! 早朝5:00ホテルを出発し、標高2100mのダージリンからら南へ約11kmの、標高2,590mのヒマラヤ展望台“タイガー・ヒル”を目指します もちろん、目的は、御来光と、世界第三位の高峰“カンチェンジュンガ”(8586m)をはじめとするヒマラヤ山脈の朝焼けです 前日までの雨模様に不安をいだきながら、山道をジープでタイガー・ヒルを目指します まだ真っ暗な早朝6:00というのに既に山頂には数百人もの人々が集まっていました (入場料が必要です) 暗闇だった東の空が徐々に白みはじめました 眼下のダージリンの町は雲海で覆われています 明るくなるにつれ、カンチェンジュンガはじめヒマラヤ山脈がその姿を現し始めました ヒマラヤ山脈と雲海、それだけでも十分、自然の雄大さを満喫 いよいよ太陽が頭を覗かせ始めました 朝日の強烈なまでのエネルギーあふれる光が、空を茜色に染めます カンチェンジュンガの白い壁面に朝日が当たり、山頂がピンク色の光を放って輝きます 朝日が昇るにつれてヒマラヤの山々が朝焼けに包まれていきます 刻一刻と山の色は変化していきます ピンク ⇒ オレンジ ⇒ 白色 なんて素晴らしい大自然のパノラマ(>_<) そして、午前7:00、御来光です おお!!一斉に歓声が上がりました 日の出の感動は、国も人種も関係なく人間の魂をゆさぶるのだ! これを見るたけだけにインドに来たのかもしれない・・・・・そう思わずにはいられませんでした この日、このタイガー・ヒルには1500人もの人々が集まっていたのだとか そして、何と! 好天に恵まれたこの日、ヒマラヤ山脈の左後方に世界最高峰“エベレスト”(8848m)を望むことができました~(^O^) なんてラッキーなの 20倍ズームで撮影したエベレスト まさか、インドの東の端のダージリンでナマのエベレストを拝むことができようとは・・・・ 山の天気は変わりやすく、1週間通ってもタイガー・ヒルの御来光を見ることができなかったり、ましてや、エベレストまでとなると・・・・・ 我ながら、晴れ女(笑)と強運のわが身に感謝! すっかり日が昇り、白い万年雪を抱えたヒマラヤ山脈がダージリンの向こうに美しくその雄姿を見せてくれています カンチェンジュンガは、ネパールとインドの国境に位置し、チベット語で「偉大な雪の5つの宝庫」という意味なのだそう (5つの峰から成り立っています) もし、インドに行く機会があったら、ぜひ一度はこのタイガー・ヒル(@ダージリン)へ足を運んで、この美しい大自然に感動してほしいなぁと思います