ボーイズ、ビィ・アンビシャス
東直己さんのハーフボイルドシリーズ第2弾。北大の受験に失敗し私立の落ちこぼれ大学に入学した青年がススキノを舞台として繰り広げる話です。この中に「土地鑑」という言葉があります。あれ?「土地勘」じゃないの?疑問に思ってWikipediaで調べてみたらある一定の範囲の地域における地形や地理、道路の構造、家屋・建物の配置さらには生活習慣などについての知識が、直接の経験を通して身についていることを指す。元は警察用語なんですね。勘が働くから「土地勘」だと思っていたのに・・・でも現在は誤用が定着しているため読売新聞以外の新聞社、放送局では「土地勘」ないし「土地カン」を採用している だそうです。誤用でも定着すると市民権を得られるんだw ボーイズ、ビィ・アンビシャス (双葉文庫) (文庫) / 東直己/著価格:750円(税込、送料別)