「初めての方にも安心 最大2週間分 使い捨てコンタクト無料体験クーポン券」駅前にオープンしたばかりのコンタクトレンズ店のチラシを握って乱視用使い捨てコンタクトレンズにリトライしてきました。前回挑戦したときはこの手のコンタクトレンズが日本に初上陸したときで、当時の技術ではミニミーの強度の乱視は矯正できなかったんです。
コンタクトレンズには使い捨てタイプのソフトレンズと、1年から3年くらい使えるタイプのハードレンズとソフトレンズがあります。それぞれメリットとデメリットがあるけれど、ミニミーはずっとハードレンズを使っています。一番の理由は、このとてつもない乱視を矯正できるタイプがハードレンズだけということ。ハードレンズは扱いが簡単だけれど、目とコンタクトレンズの間に塵や埃ほどのゴミが入ったときには目から血が出ているのではないかと思うくらい痛い。白目は血走るし、涙がとめどなく流れてきて痛みで目を開けていられないほど。それが歩いているときならば急にうつむいて立ち止まってしまうし(周りの人は不思議に思っているだろうな。)、運転しているときならばすばやくハザードを点灯して停車しないと大事故につながってしまうかも。ソフトレンズを使う人はこの辺がハードレンズを嫌う理由かもしれない。ソフトレンズはゴミが入っても痛くないから。でも、この痛みがメリットだったりするんです。ハードレンズは異物で目に傷がつく前に痛みで知らせてくれるから軽症で済むけれど、痛くないまま異物が目に入っているのに気づかないソフトレンズは重症になってしまう場合もあるんだって。いいんだか、悪いんだか。
さて、あれから数十年、最近は以前と比べると格段にいい使い捨てタイプが出ているらしいので期待は大、わくわくしながらお店のドアを開けました。まずは併設している眼科で診察をしてもらうのはどこも同じです。装着しているコンタクトレンズをはずしてカーブや度数、眼圧、視力検査をしてから先生が待っている小部屋に移動。生まれてはじめて眼底の写真も撮ってもらいました。コンタクトをはずしているからよく分からなかったけれど、多分先生は20代の声が大きい若いボク。「黒目と白目の際に傷がついています。一日18時間コンタクトレンズを装着しているのはやめてください。しばらくは一日4時間まで。眼底写真で分かるように、視神経が圧迫されているのはそのせいもあります。今日はコンタクトレンズは作れませんね。」
「えーっ、ボクちゃん、それはないでしょう。」思わず言いそうになったけれど、それはなんとか我慢した。コンタクトレンズ愛用者は少なからずも常に目に傷がついていて、それは仕方がないことだとお偉い大先生も言っているのに…。ボクちゃんはまだ若いから正義感(?)に燃えているのかもしれない。今までの先生は売上げを上げるために多少のダメージは許可していたと思うから。ま、ミニミーの目の傷が完治することはないと思うけれど、「傷が完治すれば視力も変わるから、新しいコンタクトレンズはそれから作ったほうがいい。」とも言うボクちゃんの判断に今回は身をゆだねましょう。ミニミー2回目の撃沈。
コンタクトレンズについて解りやすく説明している勝田台コンタクトのサイト
一方「冷凍庫の中のもの食べたほうがいいんじゃない。」と昨晩ハビーに言われて、今晩はとっておきの黒毛和牛すね肉のシチュー。なにかの記念日か特別な日のためにと思っていたのに、ハワイに行く前に冷蔵庫と冷凍庫の食べ物をぜんぶ整理しろという意味だったみたい。ついでに豚のばら肉も解凍した。タレに漬け込んで一晩寝かせて明日は豚の角煮の予定。これじゃ、ハワイに行く前に太っちゃう。