50代からの普通自動二輪免許 卒業検定2回目(合格)編
前回、1回目の卒業検定に落ち、すぐ補習を受けてから1週間。いよいよ2回目となりました。補習の時には問題なかったので何も考えずに挑みます。朝、ロビーに集合。自分の受験番号とコースを確認。番号は6番。紺色のゼッケンをもらいます。前回と同じくコースの説明と注意事項を聞きます。2コースは、通常のBコース+課題コースです。検定の教官との会話。集合したときから優しい言葉をかけてくれます。グループの中では一番最初です。教官「1番目、すいませんね」私「いえいえ」教官「ヘルメットと手袋用意して」。ヘルメットを付ける間、ここで教官が手袋を持ってくれました。教官「後になると緊張するから、1番目もいいよ」私「はい」なんて話ながらロビーから階段を下りていきました。検定車は教官が用意してくれます。今日は「み~ちゃん」3号車です。生まれて初めて乗った400㏄は「ふみちゃん」23号車だったかな。愛着をもって勝手に名前を付けてよんでました。教官「深呼吸して」私「す~は~。よし。」さあ出発。右後方を確認して、バイクを起こす。スタンドを払い後方再確認で、またがります。ミラーを直し、エンジン始動。右後方確認して、右足をステップから地面へ、クラッチを握ってギヤをローへ。右ウインカーを付けてさぁ出発。1周してから30キロ走行、今日はBコースなので右折、信号、一時停止。次はAコースとは逆から入るS字。成功。S字はほとんど失敗したことはなかったです。一時停止で左折。このコースの場合はスピードがついていないのでクランクは1速で。。。。今日はどうだ。断続クラッチでいきます。無事成功。何も考えてません。頭の中は真っ白のような感じで本能的に動いている感じです。ここから前回できなかった課題コースに入ります。踏切を通って、坂道発進。問題なく成功。セカンドへ入れてからフットブレーキを使って速度を落とします。さぁスラローム。スラロームは、今日の教官も無理せずにとのことだったので、アクセルをほんとにちょっとだけ吹かしました。よし成功。次、1本橋。赤ゼッケンのころほんとに苦労した1本橋。ぜんぜんできなくて途方にくれることもありました。キャンセル待ちの時間に1時間ずっと他の人の一本橋を見続けていたこともありましたまず、真っすぐに止める。後方確認しローに入れる。アクセルを2000回転まで吹かす。半クラにする。動き出すと同時にタンクを挟む、一本橋に乗る。もう、あとは半クラのまま真っすぐ見て、ハンドル振り振り。心配する気持ちは全くありません。完全に自信に満ちていて、何も考えていなかったです。よし、成功。次、急制動。急制動は赤ゼッケンのころは、フットブレーキを踏むのが速いと言われることが多かったのですが、とにかく2速で引っ張る加速感がなんとも好きでした。グぁ~と引っ張り、サードへ。アクセルを戻しパイロンでブレーキ。よし成功。終着点につき、ニュートラルへ。エンジンを切り後方確認して降ります。そしてサイドスタンドを立てました。私「ふぅ」教官からは、「慎重に運転してるのがよくわかりました。」など、優しい言葉をいろいろかけてもらいました。本当に何も考えていなくて、なんか自分ではない自分が運転していた感覚でした。1階ロビーで結果を待ちます。さあ、発表。テレビ画面に表示されました。「6番」あり。「あった。合格。。。」泣きそうになりました。同じグループの人も全員合格してました。9月18日に申し込みに行って、23日に入校説明会を受け、最初にバイクに乗ったのが10月15日。土日だけだったので予約がなかなか取れなかったりしたけど、キャンセル待ちをしながらもやってこれました。12月24日、クリスマスイブに合格のプレゼントをもらいました。とにかく、緊張感のある数か月間でした。仕事との両立。この数か月間、土日も休みなく過ごしましたが充実した日々でした。若い人と比べたら長かったけど、いろんな人に支えられ、教官にも感謝です。ありがとうございました。自動二輪免許の教習生は若い人が多かったです。なかでも若い女性がびっくりするほど多かったです。けれど、50代でも大丈夫です。毎回何人かは同年齢くらいの人がいます。取得を考えている方、教習中の方応援します。