鱸の稚魚
鱸って難しい文字ですね。読み方はスズキ。 書くのはもっとむずかしい。 今日は久兵衛さんでスズキの稚魚を買ってきました。 『セイゴ』って言うんですって。これまた字がむずかしい。 セイゴ=鮬 なんとなくワニ(鰐)という字に似てません? スズキはブリと同じく、成長につれて名前が変わる出世魚です。 スズキは1メートルほどにも成長しますが、 体調20~30cm位までを”セイゴ”といいます。 まな板に乗せられて、もはやこれまで、と観念したときの 全身の写真を撮り忘れました。 どんな顔つきだったかなぁ・・ おかみさんがスパッとおなかを開くと、 あら~ま~大当たり。 ふっくらした子が飛び出したではありませんか。 つやつやと光ったオレンジ色のセイゴの子。 そろ~っと取り出してもらいました。 半身はお刺身に。 白身でクセがなくあっさりして、鯛と似ています。 子は2センチ幅に切って、熱湯にそろ~りといれましたが、 中から無数の粒々が出てしまいました。 味付けをした出汁で煮付けましたが、卵とじにすることに。 アタマなどのアラはうしお汁仕立てです。 残る半身は、ムニエルにしましょう。明日のお楽しみ。 かくして,セイゴは全身くまなく胃袋におさまることに。 これも功徳です。ナム・・ もう一品、蛸唐草のそばチョコにはいっているもの、 岩のりのつくだ煮です。 おかみさんが、ちょっと食べてみてって、くださったの。 海で採れたのをすぐさまつくだ煮にしたもので、 どれくらいおいしいかって、悶絶級ね。 ごはん+岩海苔 =This is ジャパ~ンですよ。 次回はぜひビン詰めに仕上げて、販売してほしいと、 くれぐれも頼んでおきました。 憶えているかなぁ・・