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カテゴリ:アート
京都市北区の立命館大学の向かいに、 衣笠山を借景にして、堂本印象美術館がド~ンと そびえています。 先日、生誕120年記念の企画展 <うつろいゆく時の詩(うた)~四季の情景>を見に行ってきました。
まず驚いたのが、一瞬”ガウディ”?と思ってしまうような この白亜の建物です。 日本画家、堂本印象が75歳のときに、自ら設計して建てた美術館。 柱も、ドアノブも、椅子も、手すりも、およそ日本画家のイメージと かけ離れた 超モダンなデザイン。 なんだかスキップして入りたくなります。
印象は明治24年、京都に生まれ、 西陣織の図案描きから、日本画家を 志し、昭和50年に亡くなるまで、近代 日本画壇を代表する画家として活躍し ます。
花鳥、風景、人物、仏画や、特に60歳を過ぎて 没頭した抽象画など、その画風の巾の広さに 圧倒されます。 いったいこのエネルギーはどこから? 堂本印象美術館の企画展『うつろいゆく時の詩~四季の情景』は 8月7日(日曜)までです。
続いて向かったのが、楽美術館です。 堀川今出川通りから少し南に下がったところに、 楽家の住まいに並んで美術館があります。
千利休に愛された楽茶碗は『千家十職』の一つです。 初代、長次郎から15代、楽吉左衛門 までの 楽家歴代の代表作品が展示されています。 手捏ねの赤楽や黒楽茶碗の、自然な姿を 間近にみて、400年余りの楽家の伝統を 肌で感じたひと時でした。
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Last updated
2011.07.22 00:41:16
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