テーマ:ワイン大好き!(30238)
カテゴリ:みのたけなワイン
コレクションのグランヴァンを開けてもいい
と奥さんがワインが飲めないので開ける見通しのない というなんとももったいない人が言うもんでお店を用意しました そういう努力は惜しみません なんていっても ボルドー5大シャトーのひとつ CHオーブリオン1992 750ml といわれちゃあ おまけに奥さんの生まれ年の1970年のボルドーも この際開けちまえということになり 私もちょっとまえに買ったもはや入手困難な シャトー・モンペラ2003 を独り占めするのは忍びないので持参することとし なんとボルドー赤の三本立て 人数は7人、お料理の予算は一人4000円ぐらいで ワインとお料理の無理な相談乗ってくれるのは あのお店しかないと某イタリアンへ そこは持ち込み料が一本500円の良心価格もポイントが高い さすがに持ち込みだけでは申し訳ないので 最初にオススメの白をいただく [2003] カピテル・フォスカリーノ アンセルミ 凝縮感があってベネトのワインの割に美味しいなと思っていたら 後で調べたらソアーヴェのブランド名称をあえて捨て 自分の名前だけで勝負したというなんとも潔い造り手のワイン 確かにソアーヴェに良い思い出がない私は その名前だったら断ったかも… そしてビンテージの早いものからということでモンペラを これが想像以上に美味しかった…本当にコストパフォーマンスが高いワイン 80%メルローというワタシ好みであったのも影響しちゃってますが そして92年のオーブリオン 香り…すごいです ソムリエじゃないので表現するのが貧困なんですけど 言葉をいっぱい知らなくてもとにかく5種類ぐらいは 普通に例えられそうな複雑な香り そして味…デキャンタに移して1時間は経っていると思うのですが まだまだ酸味が強く提供者曰く「まだ早いのかも」と軽く開けて後悔している様子 最後に70年の同じくグラーヴのマラルティックラグラエール 状態が不安なところでしたがやはり香りはオーブリオンには完敗 味は丸みのあるまとまりを感じられ飲めないのではという 不安はなくなりむしろ酸味強めだったりして 「これもまだだったか」とまた呟く提供者 オールドヴィンテージってワタシの妄想では ビロードのような…という表現を実感できるものだと思っていたので ちょっと残念ではあったけど 非常に貴重な機会であったのはまちがいありません お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.22 15:45:43
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