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フィギュアスケートの結果が気になってオフィシャルサイトを見た。
日本では日本人が活躍しなければニュースにもならない。 今年は男子は期待できない。 一方、女子は出場する3人ともメダルを狙える実力がある。 ジュニアの頃から世界の大会に出ている選手などは、場慣れしているので滑りやすいと思う。 男子の結果はだいたいメンバーの名前を見れば、予想がつく。 実際その通りの結果が出ていた。 メダル圏内の上位の選手を確認後、下位の選手も見てみた。 そしたら、驚いた。 私が好きだったスイスの選手がまだ現役で滑っていた! 前回のオリンピックには出場できなかった彼。 もう怪我をして引退したのだろう・・と思っていたのに、本当に驚きだった。 結果は予選落ちだったのだけど、彼がまだ頑張っているということを知れただけで嬉しかった。 今年の2月のヨーロッパ選手権では20位だったようだ。 世界選手権をはじめて見に行ったカナダで彼に会った。 その時の滑りはひどかった。 飛ぶジャンプがほとんどきまらない。 観客からは『頑張って』の拍手が湧き上がった。 その翌年の大会はスイスであった。 私はすぐに彼のことを思い出した。 「彼はスイス人だから、例え結果が悪くても出場できるだろう、予選落ちもないだろう」と考えて、大会のチケットを購入した。 競技が始まるのは午後からが多い。 午前中などは近くのリンクで選手が練習している。 私は友達と毎朝5、6時起きで練習会場に向かった。 もちろん目当ての選手に会うために! 写真もたくさん撮れるし、近くで見れるのだから、早起きなんて大して苦ではなかった。(女子の演技中は、興味がなくて寝てたなぁ。) スイスでは彼と一緒に写真に写った♪ 習いたてのフランス語で会話もしたんだよなぁ。 そして、念願の長野オリンピック! 私の一番好きなのはフランス人スケーターなのだけど、このスイスの彼はほとんど日本人には知られていないので、私がどうしても応援したかった。 スイスに行ったときに買ったスイス国旗を彼のために用意し、小さな旗を作り友達と一緒に振って応援した。 横断幕まで作ったんだ。 気合が入っていた。 しかし結果は22位。 その後、私はオリンピックで撮った写真を整理しアルバムを作って彼にプレゼントした。 それから半年ぐらい経って、彼から直筆の手紙を受け取った。 「for my fan No.1 Mio」と書かれてあって感動した。 オリンピック後ぐらいから、スイスのジュニアでトップの選手がシニアの大会に出場するようになった。 彼はそれまで国内大会はずっと優勝してきたのだ。 それだけいい選手がいなかった。 新しいライバルの出現に彼の世界での出番がなくなってしまった。 2003年は国内で4位。 恐らく怪我などもあったのだろう。 今回世界選手権に出場できたのは、ライバルが昨年いい成績を残してくれたお陰だった。 スイスの出場枠が1から2へ増えたのだ。 いつまで彼はスケートを続けていくのだろう? スター性もなく、結果はいつも下位の選手。 余計なお世話だけれど、彼の今後の生き方が気になる。 ファンの気持ちというより、お姉さんの心情かしら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.03.25 20:34:39
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