異例の対応が必要
第798回 1月7日
我家ではこの冬三回目の雪下ろしをすることになりました。
1月初めまでに三回の雪下ろしは異例中の異例かもしれません。
雪害対策本部の立ち上げといい、排雪作業といい、12月中旬には行なわれていてもよかったのではないかという市民の意見をよく耳にしました。
市からは異例だからどうしようもなかったといわれそうですが、異例だからこそ早目の対応が必要だったし、市役所内では「12月中旬には排雪作業が検討されていた」が実現しなかったという内情もきこえてきます。
また、委託されている建設関係者では燃料コストの大幅な値上がりから、委託料の範囲でしか除雪が出来なかった、つまり、きれいに雪を削り掃けば燃料がたくさん使うので加減したという声がきこえてきました。
いずれも事実かどうかはわかりません。しかし、「12月中旬に排雪が一回でもしていれば交通マヒが多少は解消された」という声も多いのは事実です。
灯油の配達、消防車、救急車、バス、タクシーの円滑な運行と交通事故防止を考えた場合、それに経済が円滑に廻すためにも、これらの意見は当然のことかもしれません。
12月市議会で特別予算計上があっても反対する議員はいなかったと考えます。
先へ先への「異例の対応」は市民生活を考えた場合、賛成多数となったでしょうに。まことに残念です。
2006年1月7日記