降雪量600センチ
第802回 1月11日
米沢市の降雪量が1月10日現在で600センチを越えました。
最大積雪量も175センチです。1980年の181センチまであと一歩になりました。
あるマスコミ関係者が私に電話で「この雪害は人災だ」と言いました。その理由を訊ねると、雪害対策本部の立ち上げの遅さや、各所で起きている交通事故、河川の洪水などは排雪作業をもう少し早く済ませていれば予防できたというのです。
この危機をしっかり乗り切るには早期対策が勝負だったといいます。私と同意見でした。
県外からの建設業者などからトラックや重機が応援に来ていますが、12月の早めの対策だったらもっと市内の業者が回転できたなど、さすがマスコミだけあって細かい点までよくみています。
経費使用も他では100%や70%を越している自治体が目立つ中で、米沢市はまだ3億3千万円で予算の63%です。市民の安全確保を考えれば、この緊急時に対して余りにもゆっくりしすぎていることに終始怒っておりました。
2006年1月12日記