藤波辰爾さんが来訪
第944回 2007年7月1日
6月30日午後から私たちのグループホームにプロレスラーの藤波辰爾さんが来訪されました。
この日は藤波さんが社長をされている「無我ワールドプロレスリング」米沢大会で、藤波さんは限られた時間の中での来訪でした。
今年の1月に藤波さんと食事をする機会があり、社会福祉について意見を交換したのでしたが、そのときにも藤波さんはプロレスラーとして青少年育成と同じくらい社会福祉に貢献したいと言われたのが印象的でした。
そのご縁もあってか、この度の来訪になりました。
さて、おばあさんたちの反応ですが、それはそれは大喜びでした。
やさしい笑顔でおばあさんたちに声を掛け、握手や力こぶを見せる藤波さんにみなさんは声を掛け、励ましの言葉を掛けていました。
退院後で部屋で食事をしていたおばあさんにも藤波さんは両手を取って話し掛けると、そのおばあさんはハミングして歌で応えるのでした。これにはビックリです。
「あんなにみんなが喜ぶとは、藤波さんから溢れ出るオーラのようなものを感じたのかもしれないね」
と、この日の司会進行を担当した新関さんの感想です。
職員たちにも労いの言葉を掛けてくださるなど、職員のみなさんも大喜びでした。
「みんさんから元気をいただいた!後10年は頑張ります!!」
と、おばあさんたちに挨拶をしてグループホームを後にしました。
藤波辰爾さんのやさしさがみなさんを感動させていただいたひと時でした。
photo :Tatumi tamura