~山形マンガ少年~ 第三部 『熱い夏の日』
●秘話 ひろみさんの個展
第951回 2007年7月22日
昔のマンガ同人会の仲間のお一人で、酒田在住の曽根啓視(そね・ひろみ)さんの「曽根啓視 油彩画・版画展」は7月18日から23日まで 大沼米沢店 3階ギャラリーにて開催されました。
会場を訪れるとボクと同じ太っちょのおじさんがおりました。
その方があのマンガ少年だった曽根啓視さんでした。
痩せていていつも神経質そうに難しい顔をしていた曽根さんが、穏やかそうにおっとりとした口調になられ、しかも、画家として一本立ちされているとは誰が想像したことでしょうか。
そういうボク自身も痩せていて神経質で口数が少なかったなんて、いまのボクから誰が想像できるでしょう。
他人のことは言えないものです。
さて、作品は油絵や版画が主ですが、版画は鮮やかなコントラストを基調にしていますから、どこの応接室や個室にも合う絵柄に仕上げられていました。
どちらかというと白っぽい描き込みの少ないマンガを描かれていた曽根さんらしくない作品です。
世界を旅しながら絵画を勉強したという曽根さんは来春には自伝を出版されるそうです。
マンガ少年がどうして画家になったのかが描かれているとのこと、とても楽しみです。
夜にはボクの友人らと会食をしてもらいました。
お酒は一滴もダメだという下戸でした。食事中に山形のたかはしよしひでさんや四日市の村上彰司さんに電話をして、曽根さんと電話を通して37年ぶりの再会を果たしていただきました。
「曽根啓視 油彩画・版画展」はいよいよ明日までです。
みなさんもぜひご覧ください。
絵・「ひまわり」油彩画 曽根啓視
■
~山形マンガ少年~ 第三部『熱い夏の日』
●秘話 ひろみさんの個展
「山形マンガ少年」まとめてご覧いただけます。
第一部「はじめちゃんの東京騒動記」のホームページ
第二部「旅立ちの歌」のホームページ